WELLA
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2007年09月15日(土) 納骨

伯母の49日法要と納骨で近県の霊園まで。
ここは代々の墓をついだ長兄を除く母方のきょうだい3人がお墓を持っていて、幼いころから何かと来ていたのだが、大人になってからはすっかり足が遠いている。一番最近が今回亡くなった伯母の連れ合いである伯父の納骨の時なので、もう20年近く前になる。

当初、兄の運転で両親と私の4人が車で行く予定だったのだが、兄が仕事の都合でこられなくなった。年とった父の運転は不安だし、かといって私も最近さっぱり運転していないので運転を変わっていくのも自殺行為。三連休の初日で道路は込むだろうとか、お酒を飲むだろうからと言ってなだめすかして早起きして電車を乗り継いで行く。電車で行くのはみんな初めてのことで、それなりに面白かったらしいが、父は半分ぐらい眠っていた。私は車より電車が気楽なのだが、父は自分が動かしていない乗り物で長時間揺られるのは疲れるらしい。

会食は和やかに進み、久しぶりにいとこたちにも会って楽しかった。母もいとこたちにはもう会えないかと思っていたようで、とても喜んでいた。去年、もう1人の伯母が亡くなり、残された伯父は、めっきりと年をとった。人はこんなにも急に老いるものなのだろうか。年相応にボケながらも脳は衰えていないが、伯父も伯母も両親も、足腰が弱り、耳が遠くなっている。いとこたちもそろそろ定年を迎え、こうやってみんなが年をとっていき、やがて櫛の歯が抜けるように一人、また一人とお別れをしなければならないのだなぁ。自然の摂理とはいえ、切ないものである。







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