なんとか日記
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2004年06月12日(土) |
Giro d'Italia 第19ステージ |
最後の山岳。ボルミオからパッソ・デラ・プレゾラーナまでの122km。 明日は平坦の周回コースなので、大きなタイム差がつくのは今日まで。 ボルミオということで、ピラータの文字がいたるところにある。 ガルゼッリは今日は勝ちたいだろう。
レースは序盤から飛びだしたガルゼッリとシモーニが協力して逃げる。 先行で逃げていたヴァリャベックなどを吸収し、どんどん前へ。 グループマリアローザは静観。クネゴも立場的にアタックはかけられない。 マッツォレーニがほんとうにクネゴをよくアシストしている。 ここでクネゴが飛び出したりしたら、喧嘩を売るようなものだからねー。 下りでは集団の先頭にポポヴィッチが立ち、リスクを冒して下ってるように見える。 スピードが速いので、集団が中切れをおこしてしまっている。 セラーは下りがまだ下手なのかラインを間違えて、ちょうどその後ろにいたトンコフがコースオーバー。 普通は怒るだろうけどトンコフは特にリアクションせず。さすが孤高の?ロシア人。 最後の登り、集団からチョーニが飛び出し(すごいよチョーニ)これにクネゴが続く。 セラーもうろちょろ。セラーやポポヴィッチ、マリアヴェルデのウェヒマンなど若い力が目立ったのが今年のジロ。これからも活躍が楽しみ。
ゴールまでシモーニとガルゼッリが逃げつづけ、最後は二人の勝負。 沿道(というよりもコースに侵入)のお客さんの数がものすごい。 しかもガルゼッリとシモーニが来てるんだからねーそりゃー熱狂します。 ゴール手前のアタックでガルゼッリが飛び出す。シモーニはついていかない。 今日でほぼ各賞は確定。だた2位と3位の間は3秒しかないし、ベッリとマクギーの差も3秒。 こんなに長い間自転車に乗っているのに、たかが数秒で順位がこれだけ違うというのもなんか奇妙な気がする。 明日のスプリント勝負と順位の変動もありそう。これでTTがあればマリアローザがひっくり返ったかもしれないけど。。
ガルゼッリのコメント。 「ここで優勝できて、今年のジロに出たかいがあった。」
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