なんとか日記
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2004年06月11日(金) |
悪魔おじさん登場 第18ステージ |
山岳3日目。今日も山登り。130kmと短いながらも、ジロ最大の標高2618メートルのパッソディガヴィアがある。 このステージのポイントは「サエコのエースは一体誰なのか?」 本来のエースはシモーニ、しかしマリアローザはクネゴ。でもクネゴはまだ22歳。 二人の差は約2分30秒。逆転するには苦しいタイム差ではあるが、できないことはない微妙な差だ。
序盤、ミホロヴィッチなど20名ほどが逃げる。ミロホヴィッチは今日は光っていた。 そしてガヴィア峠を登っている間にプロトンからガルゼッリが力強いアタック。 先を走っていたアシストを置いていくほどの登り。 しかし登った後には下りがあるので、一人で逃げると非常に効率が悪い。 下りは空気抵抗が大きく、集団で走ったほうが俄然速いのだ。 できればアシストをつれていきたいと思っていただろうが、 もう待ってられないという状態でガルゼッリがアシストをおいていった。 山頂付近は雪。去年は殆ど無かったように記憶しているんだけど今年は凄い。 途中でグランツール名物の悪魔おじさんも久々に登場してなかなかよい雰囲気。 アタックは決まったのだが、結局下り終え、もう一度登った時点でプロトンに吸収される。 ここで驚きなのが、散々仕事をして'山岳なんててきとーに行こうぜ派'のファッサのアシストであるチョー二が先頭集団にいるってこと! ここは山岳ステージ、チョー二は'あの'ファッサのアシスト。凄いとしか言いようがありません。
さて最後の登り、とうとうシモーニがアタック。 ここで追うとシモーニのアタックが潰れてしまうが、クネゴは集団にいるのだ。 どうするサエコ? セラーはこれに反応し、サエコがモゴモゴしている間にチョー二まで追っかけてしまった。 これでクネゴが反応。結局ラスト1kmまで5人で併走して、仕掛けたのはクネゴ。 スプリント勝負、またクネゴが勝っちゃったよ〜。 スプマンテが空かないよ〜。 チョー二が2位だよ〜。 サエコはどうすんの〜。
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