ぼんのう
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2001年07月08日(日) |
イスラエルとワーグナー |
さて、ここだけの話。 我輩はワーグナーが嫌いである。 正確に言うと、ワーグナーの人格と生涯、それと一部の作品を抜かしてワーグナー の音楽が嫌いである。 「ザ・マエストロムジーク」シリーズのオープニングに、「ニュルンベルクの マイスタージンガー」を何故入れたのか?理由は簡単。数少ない好きな曲だから である。 詳しいことはいずれ述べるとして、ロイター通信によると、イスラエルで 非常に実験的な演奏会が開かれたようである。 著名指揮者で、繊細な指揮で人々を魅了しているダニエル・バレンボイム氏が、 イスラエルの芸術祭「イスラエル・フェスティバル」で、ワーグナーを演奏 したという。 昔、ナチス・ドイツとワーグナーは、歪んだ民族主義によって融合された過去 を持っているが為に、ホロコーストの記憶生々しいイスラエルにとっては 許されざる音楽である…「トリスタンとイゾルデ」を演奏したら、一部観客が 抗議としてドアをバタンバタン閉めるという行動に出たが、演奏会自体 大成功であった。
複雑な気分だろうなあ… 南京事件記念館の前で、軍艦マーチとか「海ゆかば」を演奏するような ものだからなあ… (>_<)☆\(--;)
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