ぼんのう
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2001年07月20日(金) |
アッラーフアクバル!!!!! |
今日は“海の日”。 国民の祝日…だよな? 大体この中途半端な祝日名称、なんなんだろ? “海の日”? 海洋国家として海について考えよう。 そうか、そういう祝日か… では我輩も海について考えよう。
有明ビッグサイトの海上バス。 懐かしい「レイヤース」のキャラ。 必ずこの時期に登場する水着シーン。 これでヲタクどものイチコロにょ(ばいでじこ)
以上!
さて、今日は新人宣伝ウーマン山浦さん(あだな“山ちゃん”)と、 「あしたまにあ〜な」の収録立会いのため、 テレ朝・赤坂まで、ガラガラの地下鉄に乗って行く。 ああああ…暑い…。
山ちゃんTVデビューの収録も無事に終了し、さて飯でも食おうか? この近くに美味しいラーメン店があるみたいだが…あれえ?ないな…。 いつも我輩はラーメン屋のガイドブックを持ち歩いているのだが、 どうもここにある地図、怪しくて、あるべきところにない! まあ、もっともこの一帯、再開発中なもんだから、移転してしまっているのは 珍しいことではない。 そんなことより、ほれ、アソコに“イラン料理レストラン”がある。 そこに入ろう。
入る。 そこそこ広いが、客は窓際におっちゃん達が8人くらい、 映画「ゴッドファーザー」に出てきそうなシチュエーションで 歓談中。 ここに誰かが野球バットを持てば、映画「アンタッチャブル」になるかも… いや、マジ、そんな雰囲気。
どうやらこの時間帯は食い放題のランチ時間らしく、 立派な髭をたくわえた店長らしい人が、席まで案内し、 ご自由に…と手振り。 早速行くと、ナンとか本格的なサフランライス、イランスープ、 どういうわけかチキンカレー、好物のシシカバブ、謎のセロリシチュー等など。
美味い!!!
いやマジで美味い! ちゃんとした料理、食い放題で最後に紅茶とコーヒーがついて1000円(税込) …これで商売になっているのかおっちゃん?
…と心配していると、イラン人の家族連れが入ってきた。
「イラン人の家族でしょうか?」 「うん、多分そうだろ。」
すぐその後に、イラン人の夫婦(カップルかもしれない)。
「デートでしょうか?」 「本国ではできないことだろうなあ…真面目なムスリムなら、多分夫婦だろ?」
ワヤワヤとイラン人の団体が入る。
「ここ、イラン人が来る店なんですね〜♪」 「味も本格的ということなんだろうか?だとしたら、この店、めっけもん♪」
気が付いたら、日本人、自分ら2人だけ… おそらく今東京において、リトル・テヘランと化している場所は ここをおいて他にあるまい…
「あ!そうか!今日は金曜日だ!」
大学時代、宗教学を趣味として齧っていた我輩であるが、 イスラームでは金曜日が安息日だった事を思い出した。 キリスト教で日曜日が安息日で、皆教会に集まって礼拝し、 その後ホームパーティーをしてコミュニティーの結束を高めると同じで、 ムスリムも金曜日集団礼拝し、その後で食事等してムスリム同士の 親睦と結束を確認する…。
「丁度我々は、その場に今いるんだ!」 「わあ、この経験、スゴイかもしれない♪ でも山本さんがいなければ、絶対入りませんでしたよ、ここ」
確かにそうだ… 我輩は新大久保をはじめ、こういうところに来るのがすごく好きな人間だ。 でもこの店の存在は知らなかったな、うん。
いやあ、満足満足♪ どれも絶品で安い。 最後に出た紅茶も、薔薇が入っていて、美味♪ でもイラン人があまり手を出さなかったセロリ・シチューに関しては… ああ、セロリの煮付けにお酢をたっぷりかけたような味であった… 不味くはなかったけどね?
残念なのは、店の名前を忘れてしまったこと。 場所は覚えているので、また今度行くとしよう♪
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