ぼんのう
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「ちっちゃな雪使いシュガー」の放送がはじまった。 友人がこの作品の演出を担当しているということで、ビデオを録画した。 うん、かわいい。 というか、深夜帯に放映されるべき作品ではないな。 “大きなお友達”対策として、必死に高品質を保つ努力があちらこちらに見え、大変丁寧な内容となっていて、別の意味で感動する。 JCスタッフは偉大だ…。
ご参考までに: http://www.tbs.co.jp/snow-sugar/
韓国において、もっともポピュラーなカルビは鶏カルビ(タッカルビ)である。我輩もソウルで以前食べたことがあるが、シンプルながら豪快、食欲をこれでもかこれでもかとかきたてるコチュジャンの風味は正に絶品! 本場の鶏カルビは、鶏肉・キャベツ・トッポギ(韓国のお餅)をベースに(少々葱やペチュキムチも入る)コチュジャンで味付けして、平たい鉄板でジュージュー焼きまくり、食べるという料理。
故に 最近見かける“春川タッカルビ”は偽物である!
断言しよう 鶏カルビは鍋ではない!
断言しよう 鶏カルビには、蟹とか決して入れない!
それとも何か? “春川タッカルビ”の“タッ”は 鶏ではないというのか?!
それともあの手の“タッカルビ”が本物であるというのか? 笑止!
商売を知る者ならば、たとえ韓国では偽であっても、人気のある方を持ってくるべきであろう! それとも日本人は、余計な者がゴテゴテ付いてくるものが好きだと言うのか?
…あ、それはあるかも?
先日、面白い漫画を買った。
「コリア驚いた!韓国から見たニッポン」 (イ・ウォンボク著 朝日出版社刊)
“韓国から見た日本”とあるけど、これは外から見た日本に共通することが、非常に判りやすく描かれている漫画本。 日本の労働に関する考え方が江戸時代の心学に由来しており、その思想は戦後日本の高度経済成長のバックボーンとなったが、いまその思想が足かせになっているという事など、言い得ている個所が多々ある。 その中で日本の商品は、品質にこだわり、他製品との違いを出す為に余計な機能等をつけ、品質は高いが高額で使いづらい物を作りつづけているという所に、深い共感を抱いた。 そういえば、身体に良いということで、キャッツクローというハーブの入った錠剤を探していた所、国内のメーカを見つけたが、値段は80錠で10000円。キャッツクローはそんなに高いのか?…と思い、成分表を見たら ・ロイヤルゼリー ・鹿角 ・冬虫夏草 ・霊茸 …等、直接関係ないものまで入っていた。 差別化と品質向上の為にやったと思われるが、 余計だ! ちなみに、インターネットで探したところ、米国でキャッツクローの粉末のみをいれたカプセル100錠が日本円で600円。
日本人は、余計なものがついていなければ気がすまないのであろうか? 高額なものが良いと思いつづけているのであろうか? ブランドが全てだと勘違いして、それで良いと思っているのであろうか?
ひょっとしたら、吉祥寺にある“春川タッカルビ”、日本人の精神構造を知った上で、蟹を入れているのかな?
明日、調べてみる。 もしダメダメなら、オールバックになって 「主、呼べい!」! してやる。
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