日々の戯れ言

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(えもしちより) 

2001年02月24日(土)  最後もきっちりおさえました(方向音痴編)

 当初、この出張は日曜日までの予定だったのだが、出発直前に諸事情により(っていうか、単にいてもすることないからってだけ)一日早く土曜日に帰ることになった。というわけで、二泊三日の東京旅行出張はこの日で終わり。

 さて、北条は東京に来ると二回に一回は行くところがある。それは上野。
 決してパンダを見に行く訳じゃない。あの辺は美術館や博物館が集まってるので、行けば何かかにか興味を引かれる物があるのだ。帰りの飛行機は夕方なので、それまでの時間を上野で過ごそうという魂胆。できたばかりの大江戸線で御徒町まで行って、そこから上野公園までぶらぶら歩いて行こうかな、なんて思ったのがこれまた運の尽き。大江戸線って、ややこしいのね……。どうやら乗り換えをしくじったらしく、正反対の方向につれて行かれてしまったのだった。
 普通、「次は豊島園〜」って言われたらわかるよな。しかし北条はわからなかった。御徒町に着かないウチに終点に着いてしまった。なんてこった。この時点で、やっと乗り違えたことを知ったのだった。遅すぎ。

 そんなわけで、約一時間ほどロスして、ようやく上野に到着。ちょうど都立美術館で鑑真和上展をやっていたので、ラッキーとばかりに並んでみた。入るまでに30分くらいかかっちゃったけど、滅多に見られるもんじゃないし、まあよしとしよう。
 ついでにっちゃ失礼だけど、国立博物館の「美術館を読み解く」っていうのも見てみた。思ってたよりも面白くて、なるほどーとうなることたびたび。現代アートも侮れないですよ、お客さん(誰だ?)。

 ところで、鑑真和上展で「むむ?」と思ったこと。
 中年くらいの夫婦が、音声ガイドをもって見て回ってたんだけど、奥さんは熱心に見ているのに、ダンナの方が先をせかして、「解説聞いたからもういいの!」と奥さんを引っ張ってどんどん先に行ってしまうんだな。何しに来たんだろと思ったりして。解説聞いて満足するだけなら、わざわざ高い入場料はらって見に来なくても、図録か何かで見とけばいいのに、とか。ホンモノをじっくり見ることに、展覧会の価値があるのにねえ。もったいないことです。

 そんなこんなで今回の東京出張はおしまい。空港に着いてから、とらやの和生を頼まれていたことを思い出したけど、時すでに遅し。思い出しても、靴擦れ痛くて本店まで行けなかったもんね、きっと(でも展覧会は見る余裕があったらしい)。帰りの飛行機は爆睡でした。

 ところで私、今回の東京滞在で2回も道を聞かれちゃったんだけど、東京人に見えたのかしら。きょろきょろせず、地図も見ずに自信を持って歩くあたりが、地元民くさかったのかしら(笑) ←もちろん自信を持って違う方向に歩いていること多し。




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