今日は親戚の結婚式。無事、着物を着て行くことができました。よかったよかった。 着付け担当は現在祖母宅で着付け修行中の愚妹。しかし実はこの愚妹、自分で着るのはともかく、人に着せたことがほとんどなかった。で、着付けてくれたはいいが、どうも着崩れしてしまう。結局、会場に着いて待ち時間の間に、更衣用の別室で祖母に着付けなおしてもらったのだった。 祖母の来ていた色留め袖がすごく素敵だったんだよなあ。みんなそう思っていたらしく、母世代の叔母たちはみな、お下がりを狙っていた(笑) 首尾よく母に下がって来れば、数十年後には私も着られるかも……。
結婚式は、親族と親しい友人だけの教会式+おフランスコースのお食事会で、仲人もなく、そして何よりありがたいことに、関係諸氏の挨拶も祝辞も電報披露も余興もなく、実に快適なものだった。どうやら新郎は結婚式は絶対したくないと思っていたらしく、逆にいわゆる「普通の」結婚式を挙げたい新婦側へのぎりぎりの譲歩と妥協の産物が、このような式次第と言うことらしい。でも、かえっていい結婚式になってたと思う。どうせ結婚式に出るなら、こういう方が断然いいなあ。誰のための結婚式なんだかわかんないようなのは、かなり興ざめだもの。 料理は旨かったですよ。ええ、もの凄く。隣に座ったのが偏食大王で、食べられない皿をもったいないからともらって食べていたら、もの凄く腹いっぱいになってしまった。これしきで満腹になるとは不覚……と思ったけど、よく考えたら着物で締め付けてたからねえ。しっかりデザートまで完食しましたけど(笑)
それにしても、着物はいいと再確認。姿勢や立ち居振る舞いがよくなるという実利的な面もさることながら、気持的にも落ち着くし、何となく楽しい。やっぱり私って日本人だなあ。せめて自分で着られる程度にはなっておきたいなあと改めて思ったり。ホントは私も、愚妹と一緒に祖母の所に通うはずだったんだけど、毎週せっせと通う愚妹に比べて、私はまだ2〜3回しか習いに行っていない。間があくと忘れるんだよね……。も少し真面目にやらなきゃ(決意だけはいつもするんだけどねえ)。
ところで私、男性の着流し+羽織ってスタイルもなかなか好きなんですけども。でもそういう光景ってあまり見ませんね。女性の場合は結婚式とか成人式とか卒業式とか、行事で着る機会が巡ってくるけれど、男性が着物を着る機会ってどういうものがあるんだろう……。それとも全く趣味的なモノなんだろうか。たまに見ると、もう視線釘付けっすよ(笑)
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