連日の大雪大混乱も収束か、と思いきや、急に暖かくなって、それはそれで大変迷惑な今日一日。なにしろ積もりに積もった大雪が一気に融け始めたわけだから、そりゃもうまた違った迷惑さである。

兆しは、数日前からあったんである。まだ大丈夫だとタカをくくっていたのがいけなかった。
車庫が、屋根から落ちる雪に押されて、不可逆的に傾き始めた。正面から見ると、まるで教科書にあるような平行四辺形になっている。
車庫が崩壊すれば、中の車も無事では済まない。更に、車庫がなくなれば屋根から落ちる雪に車が直撃されてしまうので、車を置く場所もなくなってしまう。
北条一家ひさびさの大ピンチである。clear and present danger である。イマココニアルキキなんである。
一家総出で、夜の夜中に車庫の雪下ろし。屋根のトタンに近い方は、今日融けて夜になって凍った雪の固まりががっちりと居座っている。スコップでがんがん叩いてもちっとも割れない。良い子はお休みの時間なので、あまり派手なこともできず、ご近所に気を遣いながらの車庫救出作戦は困難を極めた。
２時間かかってなんとか車庫と自宅の屋根の雪を下ろしきり、下ろした雪の固まりを車庫の壁のストッパーにしてみたり。疲れた……心身共に。
車庫も確かにかなりの古さなので崩壊は時間の問題としても、何とかこの冬は持って欲しい……というか、持ってくれないと困るのだ。マメに雪下ろししないとなあ。今後ドカ雪が来ないことを祈るばかり。頼むよ先生。