2003年11月11日(火)
いやはや。 寒いです。 えぇ、えぇ、寒いですとも。 11月ともなれば、これぐらい寒くっても 文句は言えません。
ところで、六本木の森美術館に行って以来、 幸福とは…ということを ぼちぼち考えていたコメ・ニコラ。
パンナコッタちゃんは、 うらやましいことに 「ハピネス」って、こんな感じ〜♪ というイメージがあるらしい。 恥ずかしいから、と、内容までは 教えてくれなかったけど。 (で、どんなんが、パンナコッタちゃんの ハピネスなんだい?)
その時に、コメ・ニコラさんは? と、言われて、 はたと返答につまったのでした。
ずーっと前は、 ある目標にたどり着く前の 頑張っている状態が、シアワセなのだと 思っていたんですね。 でも、最近は、そうとも言えないなぁ、と。
おなかいっぱい食べられて、 住むところも、着るものもあって、 しかも、こんなパソコンまで持ってて。 仕事もあってねぇ。 これは、普通はシアワセなことだよなぁ…。 なんだけど、でも…。
そんなことを考えていたら、 今読んでいる本に幸福について ちょいと書かれていました。
「仏教が好き!」 河合隼雄×中沢新一。
「幸福」という言葉は、明治時代の翻訳家が 作った言葉なんですって! 仏教には、元々そんな言葉はなくて、 「楽」というのがいい状態、という 考え方だったとか。
へへーーーーーーーーーー。 ほほーーーーーーーーーー。
パンナコッタちゃんと、天国ってどんなとこ? というイメージをふくらませていた時も、 天国って意外に退屈なとこかもね、 という結論だったのですが、 これぞまさに「楽」状態だったのかも。
おなかもいっぱいで、 働かなくてもよくて、 いい香りで満たされていて、 いやな人もいなくて、 音楽で満たされている…。
って、3日で飽きないか?
幸福、って考えていくと奥が深いわけですね。
それで、目下のところ コメ・ニコラはあまり 幸福ではないわけですが、 それが何故かと尋ねたら… 『きき湯がきれているから』。
あれねぇ、あるのとないのとじゃ 大きな違いなんだよ。 暖まり方が全然違うの!
近所の薬局になかったの!!
そういえば、昔、 シアワセうさぎっていましたね、 シラタマ・パンダさん。
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