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( 走れメロスを考える。 )
2001年11月21日(水)


メロスは激怒した。必ず、かの邪知暴虐の王を・・・・

ご存知、「走れメロス」の冒頭部分です。
今日、学校でなにやら暇だったので、読んだのです。
(電子図書館で検索して)
たしか、これって中学の教科書にのっているよね。
昔読んだきがします。
というか、読みました。
ストーリー自体はあたし的にどうでもいいのだけれど、
この始まりの文章がかなり好き。
ストレートに頭に入ってきて、そして、なかなか忘れられない。
やっぱり太宰治はすごいなーとか思ったりするわけです。

このストーリーは、あまり好きじゃない。
奇麗事すぎる気がする。
現実性がない。
誰だって、メロスと同じ状況におかれたら99%の確率で逃げるはず。
まぁ残りの1%は、戻る確率もないでもない、という
弱気な推測からきてますが(笑
誰だって結局のところ自分が一番で、
例え友達が自分のために人質にされようとも
顧みないのが現実ってもんなんじゃないでしょうか?
・・・とか思うあたしは、王的思考かもしれない。
けれどそれにしたって、
あの王の変わり身の早さには驚く。
普通、そんな邪知暴虐の王が、ほんの小さな愛みたいなものに
感動して、自分の考えを覆すだろうか??
・・・ああ。もしかしたら、言いたいことはそこなのかもしれない。

愛は地球を救うぞ、という。


....24時間テレビ?!(ネタ古ッ 爆







書き人→葉月
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