Makkie!の日記
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2002年07月19日(金) なつまつり

この時期になると、街には装飾が施され、祭りの雰囲気を盛り上げてくれる。
産業過疎の進んだ、バラックのような建物が多い町並みとは対照的な蛍光色の
飾りは、逆に街の貧しさを浮き立たせるので、あまり好きにはなれない。
それでも、この街の人達が楽しみにしていた行事だ。今は寂れた街を
何とか街を飾りたいという想いは伝わる。

そんな中、我社の夏まつりが行われた。
近所の患者さんに、職員が店員やスタッフとなって
焼き鳥(豚精)や酒を売るのだ。
ステージでは職員がカラオケを歌うと、患者さんたちは大喜びである。
特にドクターが歌うと、鄙びた黄色い歓声が飛ぶ。漢字読めるか?鄙びた。
いつも診察してもらっている先生がカラオケをする姿は、患者さんたちには
そりゃー、珍しさもあってウケルわいな。

俺は焼き鳥担当。
焼き鳥といってもここ室蘭では豚である。ねりからしを付けて食す。
自慢ではないが、俺は年一回、この焼き鳥を焼く為にこの職場に
雇われたと自負している。
マジで自慢にはならんのがなんとも・・・・

完璧に焼きたい。少しの妥協もしたくない。
均等に火を通し、最高の状態でクライアントにプレゼンするのが
俺の使命だ。

そう思っていた矢先、同僚が
「ここで去年、彼女は君に・・・・・」と。

・・・まったく嫌な事を思い出させてくれるなぁ。

モツがにょろりとはみ出た猫を路上で見ちまったような
いや〜な感覚に駆られたので、売り物のビールを浴びるように飲みましたとさ。


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