2003年01月14日(火) 紅一休
 

まっさらな雪原に
真っ赤な椿を落とすように
君は私に傷を残していった


ほんのりと残る熱が
君を
君を忘れさせてはくれなくて


その傷が消えぬように
君への記憶が消えぬように
私はただただ祈っていた


だって私には、もう他に何も残ってないから


まっさらな雪原に
真っ赤な椿が
ただひとつ





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