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ZS日記 「 海 」-1・・・・・tako - 2003年07月06日(日)

「なぁ、仕事…月曜までに終わんのかよ?」
「終わるかどうか、じゃなく終わらせる、だ。」

メシが旨い。
あの、イモの煮っ転がしは確かに旨かった。
でも今、目の前に並んでいる料理は、その記憶を一気に塗り替えて、
感動すら覚える。
コイツだって仕事から帰って疲れてるのに、俺のために料理をして
こんな時間に、わざわざ届けてくれた。
俺がマトモな食生活をしてないことを、何故知ってる?


「マジ、旨い。お前のメシ。」
もうちょっと言いようがあると、自分でも思うのだが、
もともと口は達者な方じゃない。
かなりの量があったはずだが(サンジも多少手をつけたとは言え)
殆ど俺が平らげたようだ。
青のマグカップに注がれた烏龍茶を飲みながら、満足の溜息を零す。
サンジも緑のカップを両手で包み込むように持ち、微笑っている。
もっと料理を褒めた方がいいんだろうと思う。
コイツの喜ぶ顔が目に浮かぶ。 次の瞬間、心臓が跳ねた。

サンジの唇が、俺のカップに触れた。緑の縁取りに…



「○※☆…&◇#*…□△X……」

「あぁ?」やべっ、聞いてなかった。

「今夜泊まって、明日も一日手伝ってやるって言ってんの」



「あ、明日は……」




サンジの顔から笑顔が消えた。


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