囁き
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2001年07月22日(日) 親父

 親父が帰る。今回は三泊四日。普段なら二泊三日なのにね。毎度の事ながら、忙しい親父だ。
 親父とは、ずっと折り合いが悪かった。というか、家族自体と折り合いが悪かった。めったに話もしないし、なにより恐れてもいた。今では昔より、かなり仲良くやってはいれると思っている。

 理由は、この日記をはじめる少し前、去年の12月から今年の1月まで、親父のいる愛媛に行った(行かされた)ことがある。親父は、爺ちゃんの病院を継ぐために、一人、愛媛の爺ちゃんちに戻った。そこで色々考えて、適当に生きて・・・
 受験のより、帰るとき。親父は普通に見えた。けど、僕がいなくなってから泣いてたらしい。信じられなかった。嬉しかった。親父の心に、少し触れた気がした。
 向こうにいたとき、親父の昔の話なんかも少し聞いてね。僕ってのが、親父に似てる部分もあるってわかった。
 いまでは、親父の息子であることを嬉しく思うし、お袋も、そう。両親共に尊敬してる。親父ともお袋とも、以前よりはだいぶマシにやれてるはずさ。以前は、会話すらなかった。顔も合わせなかった。それに比べれば、どんなことでもマシだろうけどね。

 ま、親父とこうやって遊べるようになるとは思ってなかったさ。ま、悪くはないね。


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