囁き
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2001年07月25日(水) 高校生 〜『傷』〜

 予備校で、高校球児がいるみたいなんだよね。もしかしたら、強いところの学校に通ってる奴かもしれないけどね。そんな話をしてた。僕の学校は全然強くなくて・・・って、そんな話じゃないんだ。
 ふと、ね。いいなって思った。バスケットでも野球でもサッカーでも、文系だってなんでもいい。僕は部活でまともにやったことなんてない。適当にサボってすぐ辞めた。それを少し後悔したんだ。羨ましいって、思った。
 学校で僕が得たものは、友達だけだった。とてもよかったと思う。けれど、学校という場所で会わなくても、同じことはやれたかもしれない。でも、部活動の重いでは、中学高校という六年間でしか出来ない。大学もあるかもしれないけど、僕はまだ行ったことがないからね。その時期に燃やすものなんてなかったから。郊外の付き合いばかりで・・・
 そう考えて、涙が出そうになった。無駄なことをしたもんだって、ね・・・

『傷』
『毎日何も変わらない日々を送り
家に帰るとイヤホンで耳をふさいで
何もかもから逃げ出そうとする
自分から変わろうとしない自分にイラつくけど
何も出来ずにただ道を歩いている

何もかもから目を閉ざして走りぬけようとする
飼われているだけのガキに何が出来るというのだろう
怒り 哀しみ 受ける屈辱
いつ 俺はこの世界から逃げ出せる?
たったひとりで走っている俺の横を
凍えるほど冷たい風が追い抜いていく

俺は孤独を望み、そして孤独を恐れ
徐々になにかに心が蝕まれている
どんなに速く走ったって
何からも逃げられるわけもなく
身体中が傷だらけになるばかり
全ての傷は癒されることなく
周りの奴らの言葉が傷にしみる

光を嫌い 闇の中での存在を望み
狂えるほどの嫉妬とねたみを持ち
人々との共存を嫌い
自分の心が傷つくのを恐れる
闇の中で一人 煙草を咥えて
この街を 人々を傷つけるのを恐れて
一人震えながら毛布に包まって眠る』

 一番最初・・・中1のときに作った。残っているものは、これしかないね。今は友達とは連絡とってないから・・・
 昔から、文章を書くことは好きだった。気がついたら、こんなに溜まってるよ(苦笑)。もう消したのも含めれば、どのくらいになるのだろう・・・200弱くらいかな?
 僕の唯一の足跡かもしれない。


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