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■ 欲求 『食欲と性欲の関係』
以前パートで働いていた時のこと。 アルバイトの子でハタチ同士のカップルがいた。 2人は小学生からの友達で、この年になり付き合いだした。 その2人は、付き合うまで他の人とは付き合っていない。 2人とも「始めて同士」なのである。 そんな2人も、もうすでに年頃なわけであり、当然性欲も生まれてくる・・・ はずである。 2人は男女の関係になった。 なったのだが・・・
この彼の方、かなりの巨体である。 私にとっても友達であるのだが、ほんとデブなのである。 汗っかきで本当に暑苦しい。 頭はかなりいい。 ゴジラ大好きな変なヤツである。 んでまぁ、デブの原因なんだが・・・ もう明らかに食べすぎなのである。 彼女の方は、愛する彼にこれ以上太って欲しくないという希望がある。 しかし食べまくる。 しかも彼はチョコレート大好きなのだ。 彼の中の欲求のほとんどが『食欲』で満たされているようであった。
ある時、彼女の方が誘いを掛けた。 彼女の中の性欲がうずいたのだ。 彼女は甘えて見せた。 彼だってハタチという盛りがついてもおかしくない年頃。 しかし彼は拒否した。 「僕お腹すいてるんだよね」
彼にとって性欲は二の次なのであった。 食欲に負けた彼女は、それ以降なんだか甘えることもしづらくなった。
彼女からこの話を聞かされた数人の女の子たち。 年増ということもあり、私にも熱心にこの欲について尋ねてきた。
食欲≧性欲
色々話したが、彼の欲はこのようであるということだけはわかった。 彼にも当然この話を持ちかけ問いただした。 もう、単刀直入に。 「エッチすきじゃないの?」 すっかりおばちゃんである。 一人がはっきり言ってしまうともう止まらなかった。 「彼女の事好きじゃないの?」 「何か病気持ってるの?」 「ってか出来ない体とか!?」 もう、ひどいもんである。 こんなことが言えたのは、彼がどう見ても「食べることの方が好き」だからだ。 何か支障があるわけではないと判断した。 まったく勝手にそう判断した。 しかしその勝手な考えは間違いではなかった。 彼「そんなことないですよ・・・ただ・・・お腹がすいている時は出来ないじゃないですか!?疲れちゃうじゃないですか!?」 太っている彼。 体を動かすのにかなりのエネルギーを使うらしい。 エネルギー消費が激しいため、補給も沢山しないといけないらしい。 しかし食べるものにも問題があるため、さらに太ってしまう。 まったくもって悪循環。 まずは痩せることから始めないと、彼の性欲は引き出されないのではと考えた。
難関のこの食欲。 普段の生活までは誰にも口出せないが、バイトに来ている最中の休憩時間はみんなで監視した。 仕事が終わってからの買い食いも監視した。 みんながこれは大変なことだと感じたからだ。
しかし・・・ 私がパートを辞めるまでに彼は痩せることはなかった。 現在どうなっているか、彼女の性欲は満たされたのか・・・ 気にかかるところだ。
ちなみに私は
ゲーム≧食欲 ゲーム≧性欲 食欲≧性欲
で、ある(笑)
2003年08月02日(土)
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