| 2001年11月27日(火) |
お客さんに聞かれて・・・(^^ゞ |
お店で値引きをしていたところ、お客さんに質問された。 「さんまのみりん干し」について・・・
客「いつも気になってたんだけど・・・サッカリン(食品添加物)て使用禁止じゃないの?」
店員L「・・・勉強不足で申し訳ありません m( _ _ )m」 「次回のご来店までに調べて参りますのでお時間を頂けますか?」
客「あら、いいのよ〜。ちょっと気になったものでね〜」 「ただ、堂々と表示してるからどうなのかなぁ〜と思ってね。」
と、言いつつさんまみりん干しを買って行った・・・。 気になるのなら買わなければ良いと思うのだが・・・まぁいっか♪
と言うことがあり調べる事に・・・ やっとのことで辿りついた・・・ 調べによると・・・ サッカリンは 1900年から市販されており、百年の歴史を持つ人工甘味料で、 現在も広く使用されています。 サッカリンの甘味度は 300ー400です。 サッカリンは水に溶けにくいため、通常、サッカリンナトリウムとして使用されます。 サッカリンナトリウム甘味度は 200−700 で、少し苦味を呈します。 日本では、終戦後しばらくの間、チクロ (サイクラミン酸ナトリウム)および ズルチンが砂糖不足を補う安価な甘味料として使用されました。 甘味度は、チクロでは約30、ズルチンでは約250です。 1969年、チクロの使用は発癌性の疑いによって禁止されました。
アメリカFDAは、1999年サッカリンの発癌性であるという1981年の認定を取り消し、 健康に役立つ代替え甘味料として改めて認可しました。 ただし、アメリカでは、消費者団体が反対の意向を示しており、 サッカリンの安全論議が再燃する可能性もあると云われています。
日本では、サッカリンを使用できる食品は20数種に制限されており、さらに、 それぞれに使用量の制限 (飲料水の場合サッカリンとして、1 kg 当たり 0.30 g) があります。
魚介類加工品は多種類にわたるので,使用される添加物も多岐にわたっている. a.乾製品 魚介類の干物は,乾焼ならびに保管中の油脂の酸化防止剤として, BHA,BHT の使用が認められていて,0.2g/kg以下の使用基準がある. みりん干しなどの甘味質としてサッカリンナトリウムが使われ, 残存量1.2g/kg以下の規制がある.
と言う事で使用は許可されている。 お客さんには調べたことを伝えると共に、資料を渡すことにする。
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