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2003年04月12日(土) |
ブラックジャックによろしくから |
昨日の日記の続きみたいになるけど、今度はブラックジャックによろしくがドラマ化になったのですね。 いまテレビでやっているみたい。観てないんだけど、音だけ聞こえてきます。
なんだろう。 昨日のホットマンにしても、これはいいぞーって見つけたマンガがドラマになるのって複雑な気分です。 自分って、一般受けする趣味趣向はしてないようだって思ってるから。 たまたま今回は時流と合っていただけかな?
私が高校時代に「これだ!」と思ったマンガは、「気分はグルービー」(佐藤宏之著)と、「ぼくたちの疾走」(山本おさむ著)です。 アホやって、バカやって、それでも芯では不器用に前を向こうともがいている姿がしっかり書かれていて好きでした。 私の場合、自分が特別優れた才能なんてないものですから、周りの友達(私がその人の良いところも悪いところも認めてしまった「才能のある参った人」)から受ける影響が大きいのですが、このふたつのマンガは私が唯一彼らに先駆けられたものかもしれません。 何度読み直したことか。
きのう私は子供の頃、読書が大嫌いだったと書きましたが、そんなわけで作文を書くのも大大大嫌いでした。 読書感想文はあらすじを書き。 夏休みの想い出を書く宿題は、やたら「楽しかった」という言葉を連呼し。 絵日記は絵だけしっかり描いて、あとは時間がなかったと嘘をつき。 とにかく文章なんて書きたくなかった。書けなかった。 でも、上に書いた自分が認めて参った友達のひとりが中学校2年生の時転校して、それから何となく手紙のやり取りを始めるうちに、『何とか私も自分の考えや思いを文章として表現してみたい』なんて思い出して、まぁその友達と張り合う気持ちも働いて文章を書くことが好きになりました。 思っていることを思ったまま書くのが一番良い文章なんだってことにも気付けたし。 カッコつけた文章は響かないってことにも気付いたし。(頭と実際が噛み合わないこともありますが…) ほんと、友達のおかげです。
類は友を呼ぶなんて言いますが、私の場合どう考えても友達のハイレベルには程遠くて、その点では類ではありません。笑 まぁ、変な事が好きってことと、バカになるのが快感だって事は似てるかなぁと思いますけど。
良いところも悪いところもズバズバ言い合える友達がいるって事は私にとっては宝です。 しかも相手を指摘しておきながら、その実自分はどうなんだよーーーって言えるいい加減さを持っているところも安心できたりします。
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