Aと買物&映画デート。 小気味よく次から次に買っていく姿を満足して眺める。
通勤用の半袖シャツとネクタイ2本。 どれがいい?と聞かれ。 うっ・・・と詰まる。 見てるのを楽しんでいたら、いきなり土俵に引っ張られた感じ。 Aが選んだシャツに色とりどりのネクタイを選んでは乗せてゆく。
ネクタイ選びのセンスをもっと磨きたいと思う。 私が選ぶのは、派手。 それは仕事用じゃないだろうというカラーに目が行ってしまう。 おそらく、普段スーツを着なければいけない人の買物に付き合うのが初めてだからかもしれない。 女友達が、彼氏へのプレゼントで仕事用ネクタイを選んでいたが。 私も「無難」ドコロを素敵に選ぶ人になりたい。
結局、悩んだ末にドット柄の紺ネクタイと、(女友達のウケウリ) ちょっと私好みの渋めのやつ。(これが危険?) Aは何の迷いも無く、それをレジに運ぶ。 責任を少し感じる。
男の人のネクタイに、女の影響を感じるのは私だけだろうか。
シャツ選びの次は、遊び着選び。 試着室に入る姿とか。 着終わって、カーテンからちょこんと顔を出して呼ぶところとか。 ああ、私も過去に、こうやって彼氏を呼んでたな、って思い出して 呼ばれる立場を体験してた。
なんにせよ、君は私よりも思い切りが良いし お洒落だと思う。
次は、今日買った洋服を着てデートする予定。 でも、この次、が一体何時になるのか解らない。
距離が近づいて。お互いの手が触れたら。 握るのではなく、少し離れる。そんな関係。
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