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2006年08月05日(土)   好き。  

夜の電話でのやりとり。

Sherryに惚れてはいるのだけど、俺、大阪に帰るからな。 というA。

なんか難しいこと考えるね。私はA好きだよ。 と答える私。

えっ。。 電話の向こうでつまる。



1年後か2年後、大阪に帰って。
その後疎遠になって。
付き合っても後々つらいことがある、と考えるらしい。


意外と真面目だなと思う。


職業柄、出会いよりも、いきなりの別れのほうを多く経験している私にとって。
確定している「別れ」かそうでないかの違いで。
大体、例えばAと付き合ったところで、1年どころか1ヶ月もつかどうかだって解らない。
地球最後の日を危惧して、毎日空を見上げながら怖がる生活はしたくないのです。


大体。去年一年間で、何人との別れがあったか。
軽く300人は越えている。
その中の100人は、もう行方知れず。


ひとりひとり、大好きだし、思い出もある。
別れのときは、其れなりにキツイのだけれど。
いつか別れるからといって、情をかけないようにするほうが私には難しい。


それに。


正直に言えば。
最初から別れが解ってるから、好きだと普通に言えるのかもしれない。
だから、別れるリスクを回避して今をつまらなくするなら、
もったいないと思ってしまう。


絶対のものを信じていない私にとって、
別れがあろうと無かろうと、問題ではなく。
むしろ、解ってる分いいんじゃん?と思ってしまう。


なんていうことをつらつらと話していたら。


付き合おうか、と言われた。


単純すぎて、笑った。





実際のところ、「Aを好き」、という感情。


Tの匂いが「好き」だし、人を大事にするところが「好き」、我が物顔で身体を触ってくるのが「好き」
Iの宇宙人のような性格が「好き」だし、過干渉してこないところが「好き」
Aとの会話が「好き」だし、匂いが「好き」、好奇心旺盛なところが「好き」


どれも平行線上に並んでしまう。
問題は其処からどういう感情が生まれるかなのだけれども。
自分の性格を考えると、それが生まれてくる確立は低いように思う。








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