828 ニッキ



2006年03月31日(金) 別れの季節

思い返せば2004年の12月1日。
M口さんと私は、今の職場に同時に勤め始めました。
その頃から、ずっと同じグループで、お互い遠くて近い内容の仕事をして1年とすこし。
いろんなことがあったけれど、つらい時やダメな時、いつも最後に助けてくれたのは
彼女だった気がします。何度、彼女の優しさに救われたことか。
その時々によって、彼女の優しさはいろいろだったけれど、精一杯助けてくれた。
年上だったけれど、小さくて可愛らしくて、憎めなくて、一生懸命だったひと。
ちょっと気分屋で、不機嫌になる時もあったけれど、それですら、一生懸命
自分の気持ちを抑えよう、整理しようとしていて、すごいなって思ってた。
「私はさ、今までこういう状況で頑張ってきたことがないからね、言われても仕方ないのよ。
そういうのはちゃんと受け止めようと思ってるよ。」って言ったのがすごく印象的だった。
そんな彼女が今日で退職です。
このたび、ウチの組織は大幅な人員削減があり、派遣さんは
3月末の契約満了をもって退職のひとが多いのネ。彼女もそのひとり。
お互い仕事に見切りをつけるまでは頑張ると思っていたから、予想外の別れです。

もうひとり、私と仲良しだったひともこの職場を去ってゆきました。
彼女とは昨年、結婚式の二次会にも参加させていただいた仲です。
黙っていれば、相当なビジンさんなのに、さばさばしていて面白いトコが好きです。
自分史上一番痩せていた時代の7号のスカートのファスナーが全部あがらず、
それでもトップスで隠して着ているトコとかがスバラスィ。で、それを見せるのだ。
ビジンさんだけど、憎まれないのは計算じゃなく、
そういうのをおもしろくやってのけるからだな。
ヤツは相当な酒飲みでもあるのだけれど、齢33歳にして人生でどれだけ飲んだかを
シミュレートしてみたら1000万円を超えていたそうだ。かっちょえぇ。
そんな彼女は、契約延長を求められ、惜しまれながらもざっくり、辞めました。
本当にオトコマエな彼女にもう毎日会えないのも非常に残念。

今日は例の検査の持ち越し日だったので、会議室にカンヅメだったのですが、
就業時間の5時半に少しだけ抜けさせていただき、お別れセレモニーをしました。
送別会はまた別の日にするので、とりあえず花束と簡単な挨拶だけのセレモニー。
私は個別にM口さんには爪綺麗セット、オトコマエ女にはストッキングをお餞別。
こんなものじゃ足りないかもしれないけれど、小さなありがとうのしるし。
来週からはどんな職場が待っているのだろうと、転職したわけでもないのに、
ちょっと不安です。きっと寂しいんだろうな。
予想外にたくさんのひとが去る職場を考えると、私も去った方がよかったのかと
そんな風にすら思えてくる、別れの季節なのです。




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みっきー
ひとことお願いしまふ。


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