折角、関西から来たのだから、どこかに出かけましょうということになったのだけれど、 なかなかいい案も思い浮かびません。別にこのひと、東京初めてじゃないしネ。 で、何故だか、成り行きで上野公園に行ってしまいました。 ぢつは私はあんなに上野に通っているのに、上野公園に行った事がなかったのだ。 っていうか、東京で「○○公園」と呼ばれるとこにはほとんど行った事がない。 職場の近所の桜川公園くらいだな。
上野公園というのはどこから入ってよいものかも、皆目わからないまま、 とりあえず、JR上野の「公園口」と呼ばれるところに行ってみる。 「公園口」っていうくらいやから、公園に通ずるんやろ。 ヨミ通り公園口から上野公園に入りました。 今日は天気もよくてお散歩日和。色々散策したら、知らないものがたくさんあったよ。

小さいけれど、いい雰囲気を持っていたのが、花園稲荷神社。縁結びの神社でもあるらしい。 今の社の横には小さな路地みたいなのがあって、そこを入ってゆくと、 石窟の中にもうひとつ社があるの。だから、別名「穴稲荷」。 偶然、観光していた外国人のご夫婦が興味深げに入ってゆかなかったら、気付きませんでした。 一人でお散歩中のおじさんやカップルなども入ってきて、結構、人気。 中はすごくひんやりしていて、神聖な雰囲気が漂っていました。 なんだか、こういうのもいいネ。 ソメイヨシノは終わっていたけれど、遅咲きの桜もあって楽しめました。 携帯のカメラだったけれど、レンズ越しにのぞくと、ピンクのプリズムがすごく綺麗だった。
不忍池の外周もふらりふらりと人間ウォッチングしながら、お散歩しました。 結局、まるっと、一周まわってしまったよ。いろんな人がいて面白い。 偶然、見つけたのが、「ふぐの碑」と「めがねの碑」(笑)

最初は「なんだ?このカワイイ碑は!」と思ったのがふぐの碑。オモシロイ。 何でこんなものがあるのかといえば、ま、「都民がふぐを食べて中毒になりませんように ふぐの霊に感謝しつつ、よろしくお願いします。」みたいな意味合い。 横につらつらと文章が書いてあって、一応、全部読んだのだけれど、 なにぶん、古いので、難しい漢字や言葉遣い、さらに読みづらいトコがいっぱいあった。 めがねの碑はみためからもわかるように比較的新しいの。 このふざけたメガネのデザインは徳川家康がかけていたものらしいです。 こちらはめがねの恩恵と業界先覚者たちの功績を顕彰して建てられたものだって。 要は「めがねさん、ありがとう」の碑なのだ。いやー、実に様々な発見がありますな。 思わぬ、お散歩だったけれど、なかなか楽しかったです。 お散歩のあとは上野のHRCでチーズケーキを食べました。 次回は是非、スワンボートに乗ってみたい(笑)
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