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見ていて辛かった - 2004年08月20日(金) オリンピック、メダルラッシュに沸く中、 柔道100キロ級、井上選手の結果。 柔道には全然詳しくないけれど 素人目に見ても、シドニーの時とは明らかに何かが違う。 気迫が感じられないというのか、ひどく疲れて見えるというのか。 初戦から、勝ちそうな気がしなかった。 日本選手代表という責任か、金メダル確実という評価の重圧か。 いらだっているようでいて、心の中で泣いているような。 『オーバーワーク症候群』ではなかったか、という説や 怪我が完治していなくてきつかったはず、だとか いろいろ言われているけれど、すべては結果。 言い訳は許されない。 本人が一番よく分かっているんだろう。 お父さんが応援団の皆さんに土下座して謝っていた。 そんな姿を見るにつけ、いたたまれない気分になる。 したり顔のマスコミのコメントも、腹立たしく感じてしまう。 だって にんげんだもの。 いいときばかりではない。 うまくいかないこともある。 アスリートであるがゆえに つらいときも逃げ隠れできない。 今はただ、お疲れ様でした。 すこし休んで、また自分が思う柔道を楽しんでやってほしい。 本当にお疲れ様でした。 3度目の正直、阿武選手。 おめでとうございます。 奇しくも、というより階級ごとなので あたりまえなのかもしれないけれど、 同じ日に金メダルを取った阿武選手が 井上選手の辛い気持ちを、一番わかってあげられるんじゃないかな、 なんて思ってしまったわ。 ...
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