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悲しい会見 - 2004年08月30日(月) またまたオリンピックですが、ドーピング問題がようやく決着。 室伏選手、金メダル獲得です。 これは喜ぶべきなんでしょうかね。 ドーピングというものがどんなものか、 何故検査が行われるようになったのか、 今回の騒動で、その中身を詳しく知ることが出来たけど、 検査がとても屈辱的というか、いやなものだということも 初めて知って、オドロキ。(今ごろ???と思われるかもしれないけど) たくさんの国から、たくさんの選手が集まって競技する。 それぞれの国にはいろいろな主義や背景があり、 スポーツを純粋に競い合うだけにはとどまらないこともあるんだろう。 名誉だけではなく、褒章とか。 金メダル確定後の室伏選手の会見。 彼の口から語られるひとことひとことが とても静かで悲しかった。 メダルの裏に書かれた詩の意味を もういちどオリンピックに関わるすべての人に 噛み締めてもらいたい。 そんな風に言っているように思えた。 シドニーの時、自分に負けて満足に戦えなかった。 アテネでは、精一杯やっての銀。 悔しさはあるけれど、きっとすがすがしかっただろう。 今、手にした金メダルは、すこし曇ってしまったよう。 誰もが、晴れやかにメダルを手にする、そんなスポーツの祭典であればいいのに。 ...
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