TV徒然...メッセンジャー

 

 

なんかのCM - 2006年11月26日(日)

「昭和です・・・」

発掘作業でもしているように
冷蔵庫を漁りながら、ミイラ化した魚の干物を見つけて、つぶやく。
(干物ってそもそもミイラかもしれないけど)
○ップロックか何かのCMだったかもしれない。

義母が亡くなってから、少しずつ
台所の片づけをしているのだけれど
そのCMをたびたび思い出す。
しまいこんで忘れてしまった調味料とか
缶ジュースの類が、チョコチョコ顔を出すのだ。

義母の名誉のために言うけれど
買い物が好きなのはどちらかというと、義父。
それもひとつ買えばいいのに、2,3つ余計に買わせる。

「あるから、いい」といっても

「安いんだから、買っておけ」。

義父を不機嫌にするのが面倒な義母は
後で台所でよくぶつぶつ言っていたものだ。

「こんなにどこにしまうのよ」

私同様、さほど片付けるのが得意でない義母は
あちこちの隙間にそれらを放り込み
そして忘れてしまう。

年齢のせいもあっただろうし、物をなかなか捨てられない世代でもある。
2人暮らしの家はものだらけ。
私が手を出せるはずのない、義父のものも半分以上を占めている。

せめて台所くらいは、少しずつ、片付けていかなくちゃ、と考えて
まめに顔を出しては、処分したり、片付けたり。

義父はといえば、朝起きれば、自動的に食事が準備され
家では自分のことすらしないのが当たり前の生活だったものだから
かなり、苦労している。

家政婦がほしい、と思っているんじゃないのか、と思う。
同居していれば、別に嫁が舅の世話をするのは
当たり前なのかもしれないが、同居はしていないし、
一応仕事も持っている。私は家政婦にはなれないよ。

人は皆、最後は一人。
自分のことは最低限自分でできないと。
少なくとも、元気なうちは。
何かをしてもらえるのが、当たり前の人なんて
赤ん坊くらいのもんだ、と思うのよ。
それは思ってても言えないんだけどね。

最近は子供たちにしわ寄せが行き過ぎてるから、
できないことは、できないって言わなくちゃ、ねぇ。(e_e)


そして私は休日返上で、発掘作業に励むのだ。
自分の家だって片付いてないのに・・・と
ため息つきつつ。ふぅ。  (-_\)(/_-)



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