くうそうえまきぞら。

ゆびさきミルクティ。

2006年02月04日(土)

寒かった。
帰りの駅を出て、自動販売機にすいよせられて。

ミルクティの温かさで歩いて帰った。

目の前にはあざやかな半月がまるで落ちそうで。
並ぶ家の屋根から出たり入ったり。
頭の上には綺麗に星が広がっていた。

寒かったしね。頑張ったからなぁ、少しご褒美かなぁ。

小さなミルクティの缶がちょうどいい量で。
吐いた息が白く、凍った空に溶けていった。