Diary




2001年03月23日(金)

自分と議論するのはとても大変である。
自分はあらゆる手段で自分を誤魔化そうとする。欺こうとする。
まず、議題を洗い出すことからして酷く大変である。

私は、内部の真ん中あたりにある小さな塊と対峙する。
これは私の塊である。私が本当は解っているけど表層状で知覚できないようなことも(おそらく)この塊内部にはちゃんと存在している(はずである)。
その、自分自身と対峙する。
上辺だけの自己防衛を突き破り、その塊に手を突っ込んで答えを引きずり出さなくてはいけないのだ。


「自分は今何に困っているのか。」がまず大議題であるわけだがっ。
塊からはまず『ホントに困ってるの?』なんて声が聞こえてくる。
簡単に「困ってるっつの!」で済ますわけにもいかない。何せ自分自身から発せられる声なんだから。
でもその反論の発生原因は薄っぺらな自己防衛心なのだ。……おそらく。
突き破らなくては。ただしそれが本当に単なる自己防衛心だと心の中で証明を起こしてから。

そうやって一つ一つを確かめながら進んでいく。
凄く危うい。綱渡りをしていくような、もしくは積み木を順番に高く高く積み上げていこうとするような感じだ。
気を抜くと全部崩れる。混沌に戻る。二度と探し当てられない。



今日は結局最終回答を掴みきれなかった。小さな収穫はいくつかあったけれど、逆にそれらに誤魔化されてしまった。気が済んじゃった。
だめだー。きっと明日もまた不安感に苛まれるに違いない。
その、不安感の原因っっ。何よ。何よ。いったい何なのよーーっ。
解ってるんでしょう。きっと。解ってるんでしょう?出しなさいよ、答え。持ってるんでしょう?出しなさいってば!
……そんな、自分で自分を脅してみても何の意味もないですよ。(苦)

合理的に対処しよう。それしかなさそうだ。とりあえずそれが黄金律なのだ。



BACK      DiaryIndex      NEXT

朔月 [HOMEPAGE]