Diary




2001年05月30日(水)
光る地面に竹が生え、

学校の図書館から「詩人のための物理学」とかいう本を借りてた。
昨日それを返して、今度は萩原朔太郎の詩集を借りてきた。
岩波文庫のやつですけどこれを15日で読みきるのは無理だろうな。借りたはいいけど。
自分でも買って、欲しいところ。


先日友達と服買いに行って、そのときにすごく眼鏡っぽいサングラスを眼鏡屋さんのタイムセールで300円で買った。(原価は数千円くらい)
かけてる。家でひとりでもかけてる。かけて学校もいったりしている。
究極の自己満足だろうね。(苦笑)だてメガネー。

眼鏡をかけてることが、何の象徴として、どうしてこう喜ばしいのか。
だいぶ前から眼鏡には憧れてたのは確かだけれど。
うーむ。何の象徴として、どうしてこう喜ばしいのか。

四月の末頃風邪をひいていたのでマスクをして学校にいったときもこれと類似の喜ばしさを感じた。
マスクは、口元が笑っていてもいなくても誰にも見られなくて済む、という理由で喜ばしかった。不機嫌な顔をして歩いていても誰にも責められないことが喜ばしかった。(そのころはプレ5月病で結構疲れていたしねぇ。)
眼鏡、も、その理由に類するか?
実際コレはもともとサングラスなもので、レンズはほとんど透明だけれど反射率が少し高い。薄いけど半透明ミラーのような感じになっている。
目を隠す……表情の持つ意味合いを散らして誤魔化す、そんな役割で喜ばしいのかなぁ。

とりあえず、マスカラがおちて少しパンダ目になってもあんま目立たないという喜ばしさはあるかも知れない。
……(笑)。




    うすくれなゐにくちびるはいろどられ
    粉おしろいのにほひは襟脚に白くつめたし。

    女よ
    そのたはむれをやめよ
    いつもかくするゆゑに
    女よ 汝はかなし。


           萩原朔太郎「女よ」。中略。




ちなみにちなみに、眼鏡かけてる人がスキだという感情はまた別の形のものであることは確かデス。
ある意味「萌え」ってやつデス。(苦笑)


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