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2007年01月09日(火)  夢

気づいたときには、既に追いかけられていた。

夢は、私の心肺機能を高めるためにあるんじゃないかと思う。

追ってくるのが誰かはわからない。

しかし、私のほかにも数人が追われている。

みんな必死だ。追うほうも、追われるほうも。

高級感の漂う高層ビルの、2階から1階の階段を、転ばないように駆け下りる。

地下へ続く階段があるが、とっさの判断で地下へ行くことは避ける。

ビルを抜け出し、通りを渡って反対側の建物に逃げ込もうとする。

他の人がつかまればいいと思っているが、どうやら敵の標的は私に定められたようだ。

もしかしたら、追手も複数いるのかもしれない。

目覚めたときには息が切れて、肺が痛いくらいだった。

今朝は、汗はそれほどかいていなかった。

追われる夢には、いつまで経っても慣れない。

逃げているあいだ、夢だとわかっているのかいないのか、醒めてしまってからは定かではない。

けれど、仮に夢だとわかっていても、全力疾走してしまうんだろう。

得体の知れない何かから逃げ続けるために。




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というわけで、
珍しく夢占いなんか見てしまった。
だって暇なんだもん。仕事もないし。

逃げる夢の中でも、そんなに悪い夢ではないみたい。
逃げ切ったとは言えないかもしれないけど、
階段の感じとか、白い印象の建物とか、全体的に考えると。

占いって、あまり信じないほうだけど、ふしぎだよね。


真 |MAIL