よく聞くっていうか…よく言うっていうか。 「僕は理系だから文章は苦手だ」 …なんで? 文系の人は文章が得意、と 文系じゃない人は文章が得意じゃないは イコールじゃないでしょ? たしかに理系、文系って大きく分かれてるけど 理系だから文章の構成能力が低いって言い訳にはなんないよね。 理系の人だって文章を構成する力は必要だし 逆にいえば文系だからって 文章を構成する能力が必ずしも高いとはいえない。 文系の人間は物語を書くってわけでもないだろうし。 大体それなら理系の人間は何が得意なのさ?文系に比べて。 「僕は文系だから〜が苦手だ」っていう場合、 〜には数学とかそういった言葉(教科)が入ると思うんだけど。 これを理系に当てはめると国語っていう教科なんだろうが。 国語が得意でも文章を書くことが得意ってわけじゃないでしょ? 国語が苦手な人の文章は たいした文章になんないことも確かかもしれないが。 でもそれは突然書かされた場合かと。 普通は好きでやってるわけだし、それなりの下地があるかなって。 最初は誰でも下手かなっと。 一方国語得意といってる人間にいきなり文章を欠かせても やっぱりたいしたことないんじゃないかと。 文章を構成する力って言うのは 理系とか文系とかとは別のところにあるんじゃないかと。 あとはさ、主に高校で理系文系に分かれると思うんだけど 数学とか科学系とか、そういうのが苦手な人っていうのは 文系を選ぶことが多いんだよね。 逆に国語が苦手だから理系って人は結構少ない。 ついでに目的意識のないひとは結構文系を選ぶことが多い。 目的もなく数学を選択する人は少ないってこと。 そんななかで理系文系だからって枠は 文章を書く上では必要ないんではないかと。 文章を書くと対になるのは 絵を描くって能力なんじゃないかなっておもったり。 例えばさ、音楽っていうのは 芸術として主に美術と対で考えられるけど 音楽って言葉じゃん。 表現するための手段として考えると 言葉で伝えるっていうのと 絵で伝えるっていうのが、おもな手段かなーっと。 どんな方法でも根底にあるものが。映像と音とか。
|