1日雑記

2005年02月06日(日)


物語ってなんなのでしょうか?


困ったことに、出来事の無い日常だけを書いても
それはきっと何の面白みも無いものでしょう。

熱いお風呂に入った後のぬるま湯は冷たく感じ
雪の吹雪くあと触れるぬるま湯は暖かく感じる。

甘いケーキばかり食べてれば
すこしすっぱめのみかんをすっぱく感じるし
カレーの後のみかんは甘く感じるかもしれません。

作品に起伏を与えるために、私達がすることは
何のことは無い、
自分達が生み出した『子供』達を一度不幸にすることです。

結果的に乗り越えられればいい。
様々なジャンルが存在するでしょう、が
多くはハッピーエンド。

結果的に味わう不幸は幸福のスパイスでしかない、と。

それで良いんですけどね。
何の問題もないはずだし
そうあるべきなのでしょうが……。

でも。

自分に『人』の一生を左右させる力があって
その人の幸福のためには一度不幸にさせたほうがいい。

そんな事をする私達は一体何者なのでしょうか?


最終的にはその作品を見る人が
何かを感じることが目的であり
登場人物はそのための手段でしかありません。

道具として利用するために『彼ら』を生み出し
自分のいいように操る。

何か創作物を作るという上で
前提になるようなことに何を言っても仕方ないのですが……
それでも唐突に業(ごう)が深いんだな、と。


創作物の登場人物はあくまでも架空の人物です。
漫画だっていい、100ページ目で死んじゃった人も
10ページ前をみればまだ生きてます。

そういう意味では
『その世界』の時間軸を自由に行き来できてしまうんですね。
良く考えてみれば。
自分達の世界の時間軸を自由に動けるなんて
そう考えればとんでもないことなのに。
へんなの。


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