あぁ、長いと思っていた帰省ももう明日で終わり。 あれもしよう、これもしようと思いつつ結局だらだらしていたなぁ。 pamepameも実家に帰ってきているので、ようやくぎりぎりになって連絡。 忙しい中迎えにきてくれて、pamepameのお母さんがやっているコーヒーショップへ。 中学の時、毎日毎日学校帰りに彼女の家に寄っていたあたし。 いつも笑顔で迎えてくれたおばさん。 今も変わらず「ドーン」としているあったかくって素敵な女性だ。 線路沿いにあったpamepameの家で、初めて泊まった夜。 電車のゴトゴトという音を畳の下に聞きながら、pamepameが好きな人の話を 聞かせてくれたこともあったっけ。 今も近くにいる人。ものすごく遠くにいる人。 二度と会えない場所に旅立ってしまった人もいる。 思春期の時は一刻も早く離れたいと思っていた自分の生まれた町。 40歳近くになって、こんなにも懐かしくて愛しいこの町。 やっぱり遠くに離れているからこそそう思えるのかなぁ。
夫の理解と資金が続く限り、年に2回でも3回でも帰ってこよう。
夜は最後ということでお外にご飯を食べに。 息子はまたお気に入りの女将さんにぼーっとなっていた。 ちょうどお盆でイベントをやっているので温泉街をぶらぶら。 千葉は浦安から来ている女性ばかりの「浦安太鼓」というチームが太鼓を披露している。 あたしくらいの年齢の人が多いのに、いや〜、格好よかった。 ほろ良い気分で太鼓を堪能して、最後にまた家に戻りみんなでお別れパーティ。 アンド花札大会。なぜか息子の財布には千円札やら小銭がたくさん入っていた。 お正月来る時まで、絶対みんな元気でいてね、と願いつつ、あたしの長い夏の帰省は終わるのであった。
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