2002年08月19日(月) |
イマジネーションを働かせれば |
朝から会社に行く夫の車に息子も乗せていってもらう。 さぁ、今まで遊んでた分、取り戻さにゃ。 たまっていた洗濯をかたづけて、落ち着いたところで届いた荷物をあけて仕事。 夕方までいろいろ整理してから会社へ。
夜は、2日早い誕生日プレゼントで夫が息子を天文台に連れて行った。 小学校4年生で星の世界にはまった夫。小学校2年生で同じくはまった息子。 男ふたりで夜の天文台に行くなんて、なんかいいよな〜。 息子は巨大な望遠鏡で見る星の数々に興奮状態MAXという事だった。 一緒に行けば良かったかな〜と思う反面、今までは母子がべったり過ごしてきたけれどこれからは父親と2人で山に登ったり、男同士の付き合いをする時期に入っているのかな、とも思う。
息子は係りのお兄さんを独り占めで質問しまくりのようであった。 「ちゃんと話通じてたの〜?」と聞くと、「いや、それがばっちりでさ、お兄さん 喜んじゃって。」だそうだ。 最後には「君にだけ特別だよ」と言ってなんたら星雲を見せてもらったとか。 よかったね〜。
で、あたしたちはお互いのweb日記で相互監視(違)行動を把握しているのだが(別行動が多いもんで)、あたしは夫の書く文章が好きなんですな。(照) 彼の持ち味である、イノセントな感じが溢れていて。 も〜、文章だけ読んでると安藤政信クンか藤木直人クンかって感じの人を想像しちゃうのですが、外見はただのおっさんなわけです。
この日の2人で天文台に行った夫の日記。↓ 優しいお父さんを想像して読んでみてください。(安藤政信クンか藤木直人クンの顔で)
8月19日「誕生日プレゼントはこと座」 19:30になった。急いで実家でカレーを食べて、息子を車に乗せて山へ向かう。 今日はちょっと早い息子の誕生祝に、天文台に連れて行ってあげることにしたのだ。 学校の図書館で出会った本に影響されたとかで、最近は星の話ばかりしている。 息子いわく、図書館で劇的な出会いをしたそうだ、その本と。僕より3年早いよ、それ。 血は争えんのかな。暗くうねった山道を駆け登ること30分、僕としては今回で3度目になる八竜天文台に到着。少し肌寒いなか天文台まで歩く。意外に他の客も多い。 優しそうなお兄さんが4000万円するという屈折式天体望遠鏡を操って星の物語を聞かせてくれる。 15人くらいの訪問客がいたが、息子は接眼レンズを覗くたびに、一番大きな声を出して感激していた。 お兄さんはそれを気に入ってくれたらしくて、アルクトゥルス、月、いて座球状星団、ベガ、と順々に見せてくれた。そして最後に「星が大好きなボクにサービスでもう一つ見せてあげるね」と、こと座のリング状星雲に対物レンズを向けてくれた。 僕も小学生の頃、天体望遠鏡を持っていたが、さすがにこんなにでかくは見えなかった。 最後に星座早見板を買ってあげて22時に天文台を出る。 息子は少し眠そうだったがすっかり興奮してそれぞれの天体について素朴で素敵な感想を語ってくれた。 実家について風呂に入りながらもそれは続き、なんだか息子への誕生日プレゼントのつもりだったけど、彼の言葉は僕へのプレゼントみたいだった。
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