2002年10月15日(火) |
腹腔鏡検査のため入院 |
いよいよ、明日の検査のために今日から入院。 結局、いつものようにぎりぎりまでバタバタ。 家のこと、仕事とも中途半端なまま出てきてしまった^^; 銀行によって振込みを済ませてから行く。 指定された2時に15分ほど遅れてしまったが、急に降り出した大雨の中病院へ。 術前はこの部屋に決まっているということで、213号室と言う2人部屋に案内される。 ナースステーションのすぐ近く。 温泉旅館にあるようなビニールのポシェットに入った洗面用具一式と、ピンクのかわいいパジャマ、しっかりした紺のチェックのスリッパを渡される。
検尿をして、院内の案内をされてあとはやることなし。 持ってきた本を読む。 以前買っていた「わが家の新築奮闘記」。宇宙物理学博士の池内了という人のエッセイなのだが、読み進んでいったら、奥さんの池内靖子さんとはあたしが大学1回生の時の英文学の先生であったということがわかった。 ご主人が描写する靖子さんの人柄というのが、なんともおもしろい。 一歩間違えば悪口に聞こえるのだが、きちんと愛情が感じられていて、「あぁいいご夫婦なんだな」というのがわかる。
しばらく本を読んでいたが疲れてきたので今度は友人に携帯メールしまくる。 今日は息子はkimkim家に帰りそのまま夕飯を食べさせてもらって夫を待つというスケジュール。 19時に浣腸の予定なのでそれを考えると気が重い。 浣腸って、お産の時に一度した記憶があるけどイヤな気分だったもんな。 これを趣味でやる方たちがいるとは・・・あたしには絶対わからん〜。^^; 18時頃が夕飯のはずなのに来ない。 忘れられているのかなぁ、19時に浣腸だよ、それまでにお腹にいれとかなきゃまずいんじゃないの?などと気を揉んでいると、18時40分にやっと運ばれてきた。 すげーごちそう。 ごはん、きのこのパイシチュー、サーロインステーキにつけあわせはブロッコリー、ポテト、ニンジン。 大根ともやしの中華風サラダ。トマトのカップに入った卵サラダ。 完食しました。
食べたばかりなのに、看護婦さんが200mlくらい入ったポリ容器を持って現れる。 お尻からちゅうううっといれられ、「トイレで我慢してくださいね(^.^)」と言われる。 おお〜、トイレで我慢できるってなんかいい。 あ、でも、かえって精神的につらいかも。 5分は我慢しようと思ってカウントしはじめる。3分くらいで「もう、だめ・・・」気分に。 ・・・・・・・・・・すっきりしますた。
そうこうしているうちに、8時ごろ夫と息子がやってきた。 夫いわく、息子は病院が近づくに連れて口数が少なくなり、自分の手の甲を吸ったりして、不安になっていたらしい。う〜ん、かわいいヤツめ。 「一緒にジュース買いに行こっか」とベッドを降りようとすると「いいよ、いいよ、ママ安静にしててよ」と。今日はまだまだ元気なんだよ〜ん、と言うとすごくうれしそうだった。 michyよりお花が届く。木曜日には顔を見に行くね、と言われていたのだが、いろんな人の腹腔鏡検査日記を見てみると、術後1日目って結構しんどそうなのであるので、とりあえず「その日はしんどそうなんで、また元気になったら顔見に来て」と言っておいたのだ。 21時になり2人が帰った後、看護婦さんから「軽い安定剤ですよ」と薬を渡されその後絶食を言い渡される。ネットで調べたところ、だいたい手術の前の日はこの手の薬が出されるらしい。 あたし、どんなことがあってもがーがー眠れるんだけどなぁ。 あまり無駄な薬飲みたくないなぁと思いつつも結局飲んだ。 義妹の差し入れの漫画読んで就寝。まだまだ楽勝気分。
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