No Problem

2002年11月28日(木) 初めて出品者になった

 昨日、amazonで「グズ」本を検索していたら「hajiさん、あなたの本が7,098円で売れます!」という文字がページにあったので、クリックしてみた。
今まであたしがamazonで買ったものが羅列してあり、それが「マーケットプレイス」という中古品市場に出すとこのくらいの値段で売れますよ、というのが表示されているのである。

 ほとんどは取っておきたいCDと本だったんだけど、一冊あったあった。
他人の日記で絶賛されていたので即買って読んだんだけど、まぁエッセイというか
詩みたいなもので、あまり共感はできなかったので1回読んだだけで、放っておいた本が。買ったときの価格は1300円。出品推奨価格は650円となっている。
もしも、売れたらamazonの手数料198円を引いた452円に、配送料として260円を足した712円が口座に振り込まれるとの事。買ってくれた人に、直接あたしから商品は送るんだそうだ。
 捨てるのももったいないし、でももう読むことはないし。452円で売れるのならいいじゃん!古本屋じゃ100円くらいだよ。多分。
 手続きをして、状態を「一度読んだだけで新品同様です。帯つき」と書いて出品しておいた。

 そして、今朝。メールチェックしたら「出品商品が売れました。今すぐ発送してください」とamazonからのメールが!!
うっそ〜、昨日の今日で売れちゃうんだ!
あとは、メールの指示に従って、本を梱包して郵便局へ。
なぜか書籍小包350円で、配送料に関しては90円の損。
でも、なんかうれしいぞ。おお〜。

 給与振込みをして、息子をバイオリンに連れて行く。
今日で3ヶ月かかったトマの「ガヴォット」が終了。
新しい曲ベートーヴェンの「メヌエット ト長調」にはいる。
 息子もバイオリンをはじめてから今月で3年。
リズム感も音感もいいと思うのだが、なにせ練習嫌いなので上達しない。
バイオリン教室では1、2を争う実力の持ち主なのだ(下から)。
練習しないのならやめろと何回も衝突したが、やめるのはイヤだという。
でも練習はしない。

 教室の子を見ていると、みんなおとなしそうで親のいうことを素直に聞くタイプの子がとても多い。
 実は息子は、教室選びの時に一度別のところで入門を拒否されているという実力の持ち主なのだ(笑)
見学時の態度があまりにも落ち着きがなかったという理由で。
「スポーツか何かさせたほうがよろしいんじゃありませんか?」「天才を育てるのはお母様の熱意ですわよ」とも言われた。
親子ともども、お育ちの悪さでバツをもらった、ってわけだな。

 そして拾ってくれた今の先生が息子は大好きだ。
先生も息子には期待していないのでレッスン中もとても優しい。
(コンクールに出す子なんかには泣かせるほど厳しいらしいが)
「練習しないんです」というあたしの悩みに「高学年になれば自分からやりますよ。バイオリンやってるって言うとモテますからね。」なんて言ってくれるおちゃめな先生なのだ。

 ところが、そんな息子。自分で勝手に弾いてるのは結構うまい。
今は「あしたのジョー」に凝っていて「叩け!叩け!叩け〜!」のところなんか、とても8歳児とは思えない感情の込め方。(こいつアニメ見てるし)
最後の「明日はきっと何かある」のあとのジャン!ってところなんか、魂込めて弾いてる。「もののけ姫」とか「千と千尋の〜」とかも自分で音を拾って弾いている。
こ、これでは、あたしと夫と一緒じゃないか〜っ!
バイオリンを習わせてる意味がないわ・・・。

 あたしも夫もちゃんとピアノとか習ってないので、楽譜も読めないし全部自己流。ロックだからそれでもいいんだけど、やっぱり、クラシックの世界ってのは憧れる。ピアノでもバイオリンでも、小さな時から習っていて、きちんと楽譜が読めて・・・・っていうヤツに。
 でも、なぜかあたしは鍵盤が弾ける。
大学の時、ノヴェラという日本のプログレバンドのコピーをしていて、超絶キーボードをテープだけ渡され耳でコピーして弾いていた。
高校のときは合唱コンクールで伴奏をしたこともある。
 隣の家の子が練習してるピアノが聞こえてくるんだけど、それもコピーしてしまった。

 夫はギターの人なので、コードは弾けるけどメロディラインは弾けない。
あたしが、一度聞いた曲を音階で歌ったりすると(「ドレミ ドレミ ソミレドレミレ」みたいに)「なんでそんな事ができるんだ?気持ち悪い〜」と言われるけど、普通はできないのだろうか?
 ちなみにあたしの音楽的土壌は、父がウクレレを爪弾いて歌っていた「赤城の子守唄」とか「人生の並木道」。
ある意味演歌のエリート(爆)
家に会ったレコードは「Have you ever seen the rain?」「Be my baby」とか、ポップスばっかりだった。
今リバイバルでヒットしてるシルヴィ・バルタンの「あなたのとりこ」なんかも大好きだった。

 それでもやっぱり憧れるのはクラシック。
楽譜が読めるようになりたい。ショパンとかモーツァルトとか弾いてみたい。
だからこそ、あたしと夫の夢を託してバイオリンを習わせたのに、息子よ、おまえもやっぱり「明日のジョー」かい^^;
夫とギターでセッションしてるのが一番楽しそうだもんね。

今日捨てたもの
・髪を止めるダッカール1つ
・賞味期限2001年6月のみりん(未開封)


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