息子のサンタさんへのリクエスト。 1・天体望遠鏡 2・ゲームボーイアドバンス 3・宇宙の本 天体望遠鏡は、教材のポイントを貯めてもらう気になっているようで、必死でドリルをやっているので、もうちょっとそのまま頑張らせようと思い、第二候補のゲームボーイをついに我が家も買うことにした。
これ、みんな持ってるんだよね〜。で、うちの子はいつも貸してもらったり、後ろからやってる所を覗き込んだりしている。でも、欲しいとはなぜか言わない。 甘いじじばば達に「あの、子供がみんな持ってるゲーム買ってあげなさいよ」とすでに資金を3万円くらいもらっているのだが、あたしも夫も「外に出てまでゲームなんて・・・」という気があって、息子が欲しがらないのをいいことに買わなかったのだ。 ま、あたしは自分もゲーマーだから、ちょっと遊んでみたいなとは思うのだが、夫は「目が悪くなる」とずっとノーを言いつづけてきた。
夏に、実家に帰省した時にお祭りに行った。 道路の一画に小学生が輪になって腰をおろしていてみんなでゲームボーイをやっていたのだ。息子は近くに行って伸び上がって覗き込んでいた。 その時に、いや〜やっぱこれはよくない、と思った。 お祭りの雰囲気や喧騒、夏が終わる時の寂しい感じ、近所のおじさんたちの浮かれた様子、そんな雰囲気の場所にせっかく出てきてるのに、なんでゲーム?・・・って感じたのだ。 たくさんのものを見て、感じられる時に、ゲーム機の画面見てるのはもったいないじゃん。
それで、やっぱりこれはよくないね、と思ったのだが、それでも、なんとなく息子がかわいそうなときがある。 会議のときなど、あたしも夫も会社にいってしまい、義父母もいないときなどは、最初は漫画や本をよんでいるが、それにも飽きてひとりぼっちで退屈でしかたなさそうにしている時がある。 兄弟もいないし近くには友達もいない。それに今の子供は自分で遊びを見つけるのが苦手だ。 友達が集まってる時「ね〜、何したらいい〜?」なんてあたしに聞いたりするんだもの。「んなもん、自分らで考えろ〜っ!!だいたいお母さんが子供のときはねぇ・・・」などと説教はじめてしまうのだが。 とりあえず外に行きなさいと言うんだけど。 あたしが子供の頃は、近くの公園で暗くなるまで遊んだなぁ。 かんけり、鬼ごっこ、かくれんぼ、手打ちの野球。地面に書いた四角で陣取り。 3人くらいじゃ野球もできないしね。子供も少ないし、習い事の日もあるしなぁ。
で、やっぱり「1人だからかわいそう」とついつい思ってしまう。 今ほど共働き夫婦が普通でなかった昔、かぎっ子はたくさんお金を持っていた(かわいそうだからとつい親が多めに小遣いをあげてしまう)の図式だろうか。 兄弟がいればそのへん走り回ってるだけでも楽しいんだろうに、所在なさそうに1人でぽつんと待ってるところなんか見ると、「あ〜・・・ごめんね〜・・・」などと思ってしまう。 夫は「そりゃ一人っ子なんだからしょうがない」となんとも思っていないようだが、あたしはだめだ。
まぁ、こんないろいろな葛藤があったけれど、ついに息子もゲームボーイユーザーになることになったのだな。 などと感慨にふけりながら、クリスマスセールで7,280円になっていたゲームボーイを買いに行く。色は息子の好きな紫。 1つくらいソフトも買おうかな・・・と思ったが、ソフトまで買ってくれるサンタさんはいないだろうと思い本体だけにする。 きっとすごく喜ぶ事だろう。 基本的にはあたしが管理する。お約束は 「家の中ではやらない」「仕事や親の都合で1人で待っていなくてはならない時はOK」「帰省など乗り物に長く乗るときはOK」「お友達もやっていたらやってもいいけれど、自分だけはだめ」これで行こうと思う。 さ〜て、なんのソフト買おうっかな〜>自分用♪
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