transistasis
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2000年08月22日(火) 忌わしき光景

まだ築20年も満たない家を重機で潰し、庭木を剥ぎ取り、大袈裟なほど大量の業者が車両で押し寄せ、近隣の平穏を乱す。
至る所でそんな忌わしい光景が繰り広げられている。
いったい誰のためにこんなことをやっているのだ?
かつて、バブルの頃、地上げという邪教の侵略行為によって地域社会は破壊され、神聖な森はなぎ倒された。
今、その土地は「塩付け」とかいう名称で虫食いのように点在する。
うす汚いアスファルトで覆われ、駐車場になったその土地は、真夏の陽射しに焼かれ、木陰一つない炎天下のなか、もうもうと熱を発し、息も出来ない照り返しの中、死にかけたミミズのように醜くのたうっている。車を留め置くだけの腐乱屍体の空間が、街全体を絶望に貶める。
あの土地に天文学的値を付け、支払われた金は何処へ消えた?
誰が搾取した?
この大罪を犯した者共をこのまま許しておいてよいのか?
否!
我々は神に代わって復讐しなければならぬ。
八百万の神宿る聖なる大地を換金し、邪教に売った下衆共に神罰を下す日はもう用意されている。
完膚無きまでに徹底的に復讐が実践されよう。
陸海空三自衛隊の実力行使によって秩序が回復される日は近い。
虐げられてきた正しき者達よ。しばし待て。

バレンツ海に沈んだロシア海軍攻撃型原潜『クルスク』
航行不能になった時点で乗組員もろとも自爆、自沈するのが機密保持の掟。
いったいこの報道はなんなのだ?
ヒューマニズムの安売りか?
軍人の仕事は国家の為に死ぬ事だ。外国の艦艇に救出されるなどあってはならないのだ。
彼等の死の拠り所は艦艇内で任務を全うすること。
永遠に海底に沈んでいる事。
何人もそれを邪魔してはならぬのだ。


絶望皇太子