transistasis
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2000年09月12日(火) 調査捕鯨

中秋の名月
セカンドインパクト前夜。
フルムーンに近い月が南中する頃、約束の日が来る。
"Fly me to the moon"
人類補完計画とヒトゲノム計画
すべては白日のもとに。

原油価格上昇のニュースとともに目立たないが、重大な情況が進行中だ。
日本が調査捕鯨のリストにマッコウクジラを加えたことにアメリカ合衆国が猛反発。あらいる対抗報復手段を講じて阻止する構えだそうだ。
12日にはオルブライト国務長官が日本の河野外務大臣に最後通牒したらしい。
だが日本政府の対応は「国際ルールに従っているから譲るつもりはない」そうだ。
そんな強がりが通用するのか?
すでに対抗手段は始まっている。
アメリカの怪しげな格付け会社が日本の国債ランクを落としたのもその現れであろう。
鯨を聖獣と崇める者達にとって日本の行為は神に逆らう野蛮な行為だ。
十字軍の名の元に日本の犯罪行為を断罪するのは彼等にとって正義なのだ。
このまま日本政府が調査捕鯨を強行すれば正義の名のもとに武力行使さえありうる。
捕鯨船の無警告撃沈。
捕鯨港に対する空爆。
更には日本に核攻撃さえ行使するかもしれぬ。
その手始めとしてシドニーオリンピック日本選手団を狙ったテロ攻撃が予想される。
反捕鯨意識が強いオーストラリアのこと。
まともに日本選手団を警備する気もなかろう。
環境団体を装ったテロ組織が選手村を襲い、日本選手団を人質に日本政府に調査捕鯨中止を迫るであろう。
日本がこれに応じなければ日本選手団は皆殺しにされよう。
しかし反捕鯨諸国にとってこれは正義の行使なのだから、処刑を実行したテロ組織は英雄として崇められるであろう。
鯨の命は貴い。
それに比べれば所詮、黄色人種の野蛮な日本人の命などミミズ並なのだ。
正義とは力である。
核武装も出来ない日本に捕鯨の権利など叫んでみても相手にもされまい。
そもそも捕鯨に固執する理由なんてあるのか?
日本人の何人が鯨の肉や油を死活問題と感じているのだ?
つまらぬことに固執し続けるとアメリカは本気で日本人を皆殺しにするかもしれぬ。
まあ、シドニーに行ってるタレント気取りのエセ日本代表選手が殺されても自業自得というものだから仕方あるまい。
たとえメダル獲得しても帰国すれば白人の妾や安タレントに変じて国家の誇りに泥を塗る輩ばかりだ。
こんな連中が人質になっても放っとけばよいのだ。
堕落しきった者に支配されたこの日本。
背後で邪教徒が操っているとも知らずに景気回復の美名のもと、聖なる森を切り崩し、聖なる大地を換金し続けることしか考えの及ばない偽政者共。
いっそ、核攻撃でもされてこの愚鈍で野蛮で退廃した者どもを日本から一掃した方がましかもしれぬ。
今、この国に必要なのは禊の儀なのだ。
枯れ草にへばり付く害虫を一掃するために枯れ野に火を放ち、清浄の地を取り戻さねばこの国に未来はない。


絶望皇太子