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2000年09月27日(水) 信仰心

米大統領選は「信仰心」が論点だそうだ。
ある副大統領候補に至っては「モーゼの十戒」を政策に取り入れたいと真面目に論じているらしい。
民は神に忠実であれと。
モラルの低下は信仰心の無さにあると。だから今こそ信仰心を取り戻せと。
神の名において原爆を投下した国家だ。
信仰心こそ力の根源か?
力ある所に神は降臨されるのか?
いや、神との一体化が新たなる未来への唯一の道とすれば当然のこと。
神をサルベージし科学技術によって人との一体化を図る試み。その目的は
『人類補完計画』
アメリカはすでにその実践に向けて動きだしたのかもしれぬ。
第一使徒アダム復活は近いらしい。
米大統領選で神の存在、信仰心が最大の論点になっているのはその現れであろう。

シドニーオリンピックでのサッカー、ソフトボールでの対米戦敗北の要因はこの信仰心の差にあったのではないか?
女子ソフトボール決勝戦でサヨナラ勝ちした米選手はグラウンドで星条旗を中心にまるで結界を張るのごとく円陣を組み、なにやら神に祈りを捧げていた。
信仰心が力を呼び込み、勝利を手にしたのだ。おそらく、何らかの手段で神を召還したのだ。
すでにアメリカは神の召還(サルベージ)技術を確立しつつある。
一方で日本選手は八百万の神に祈る事さえ許されない。伊勢神宮に向かって一礼した選手はいたか?ましてや、神の召還技術など何も持ち合わせていないのだ。
神との一体化を目指す試み無くして真の勝利はあり得ず。
おそらく、アメリカ選手団の一部には『人類補完計画』実践のための資格選抜者が含まれていたと思われる。
ヒトゲノム計画によって神の遺伝子を取り込む実験。
最初の適格者がね。

すでに北米大陸では3体の「神」、第一先住民族の残した「超越した存在」がサルベージされ、蘇生の試みがされているという噂だ。
今日の石油高騰もその覚醒と解放に伴う厄にそなえてのことと市場では囁かれている。
我々はいよいよ備えねばならぬ時期に来たのだ。


絶望皇太子