transistasis
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2001年05月06日(日) あっちの世界

異常な事件報道が肥溜のごとく悪臭を放っている。
異常なのは事件ではなく、それを伝えるメディアの方であることを知らしめる事象がまたひとつ。
たとえばレッサーパンダの帽子の男。
曾ては街の「変質者」「異常者」はそれなりのステイタスがあり、犯されざる存在として社会の一角を占めていた。「変質者」「異常者」「気狂い」は、それぞれ生きざまというものがあり、たとえ彼等が凶悪な犯罪を犯したとしてもそれは報道に価するものではない「あっちの世界」のことだ。
その犯罪理由など追求しても不毛であることは最初から解っているのだから。狂人には狂人にしか理解出来ない世界がある。
昨今の異常報道はその「あっちの世界」とこの現実社会の境を曖昧にしているところに罪がある。
つまり「異常者」の犯罪をある目的のために使おうとしているのではないかとね。
つまり特定の健常者を犯罪者集団として貶めるための策謀ではないかと。
いうまでもなく、メディアの背後にはこの國を滅ぼそうと画策する邪教徒がいる。連中はあらいる事件をこの國のプライドある青少年を貶めるための梃子に活用しようと狙っている。
今回の通り魔事件もそのために仕組まれた陰謀であると考えた方が合理的だ。
陰鬱な事件報道ばかりをばらまき、社会を「異常者」レベルにまで落し、人々を痴呆化させるところにこの異常報道の目的がある。
児童虐待、保険金殺人、若年層暴行等、こんな屑人間レベルの犯した「犯罪」にも満たない排便行為を朝、昼、夜とがなりたてるメディアこそ「異常者」と言わざるおえない。
こんなメディアに支配されて日々生活しなければならないとは・・。
希望はどこにもない。


絶望皇太子