とどすダイアリー
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2003年07月15日(火) メチャ忙しい一日(仕事もJazzも)

さて、超早起きして会社。朝の8時から私が任されている会社の年次株主総会と取締役会が日米を繋いで行われるのだ。準備も大変だったが、飛び出るかも知れない質問などにキチンと答えなくちゃあならないのでプレッシャーもきつい。案の定、本社の社長からも質問が飛び出す。ま、何とか答えて無事終了。今回のメインイベントの一つが終わり、次は某重要顧客との電話会議が連続して開催。納期短縮の為に我が工場がお盆休みを変更して対応してくれたお陰でなんとか顧客の要望に添えることになったので一安心。英語による国際電話会議は40分くらいで和やかに終えることが出来た。工場の皆さんありがとう。午後は本社の幹部経営会議に第一四半期終了の報告を。パワーポイントでビジュアルな報告を行いこれも無事終了。実はこの間に熊本のWeb Friendであるan弾手さんと初めて電話で話した。さすがに熊本は遠いのでお会いする機会はなかなかないが、何時の日か彼のピアノで歌いたいものだ。これ昼の部。

==============  そして夜の部  =============

経営会議を途中で抜けてArty Artyと言うお店へ。チバリーヒルズ在住のMoritatさんと待ち合わせして夜の部が始まる。ビールを注文して昼の部のストレスを抜いていると長身のハンサムな方がやって来た。おー、ベースマンはやっぱり背が高い、って感じでMoritatさんその人であった。SonyのCrieでMP3音源のキース・ジャレットを聴きながらのご登場である。紺のスーツに身を固めビシッとしたビジネスマンと言う風情。Jazz話に話しが弾んでいるとこの日演奏する杉本篤彦さんから電話があり、これからこちらに向かうとの事。礼儀正しい人である。今日のユニットは木村純さんと言うサラリーマン出身!!のボサノバギターと杉本さんのギブソンL-5でのデュオ。Waveからいきなり入り最高のステージを聴かせてくれた。木村さんのアコギのラウンドワウンドの弦とL-5のフラットワウンドの弦の音色の違い、2人とも指弾きだが4本の指をボサノバ風に弾く木村さんと、独自の人差し指・親指でのアップダウンを行う杉本さんの奏法の違い、しかし2人の優しさと爽やかさと言う共通のパーソナリティーによるブレンドでサイコーの雰囲気。ファーストステージ終了後も我々のテーブルでWesの話に花が咲き、L-5を持ち出して色んな曲のさわりを弾いてくれた杉本さん。感謝、感謝。
ずっと聴いていたかったが、山本剛さんのライブに行く約束もしているので、ここで失礼する。実はMoritatさんはその昔プロになろうという勢いの名手だったらしく、山本剛さんとも共演したことがあるらしい。霞町から竜土町を抜け星条旗通りを歩いて防衛庁前のオールオブミークラブへ。お店に入るとカウンターで山本剛さんと話している女性が居た。彼女が浜松のUiUiさんらしい。山本さんの大ファンでBBSに書き込んだ私のURLを辿ってTodos掲示板にたびたび山本剛ネタを書き込んでくれている。いや、しかし25年前六本木Mistyで大活躍されていてTBMに数々の名演を録音している大巨匠山本剛さんとWebと言う縁で何故か最初から知り合いのように話しが出来るなんてサイコーの幸せである。勿論Moritatさんがここでも仲介役をやってくれているのだが。Webの輪は素晴らしい。終電の関係でワンステージしか聴けなかったが、やっぱり山本剛節である。お約束のDinahも歌ってくれた。練習の成果あってタイミング良く「バカヤロー」と叫ぶことも出来たし・・・。
一人お先にお店を出るときに山本剛さんが「俺、送るよ」とエレベーターに乗ってきてくれて外まで出て握手し、「来てくれてありがとう」って男同士の、んー、出来ればミュージシャン同士の、と言いたいが、法要じゃなかった抱擁をして別れた。「今度アフターアワーで結構ですからMistyを山本さんの演奏で歌えたら死んでも良い」って言ったら「キーはE♭で良いの?いつでもOKよ」って言ってくれた。

仕事とJazzに死ぬほど「濃い」一日であった。(そしてこの日記も最長記録だ!!)


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