とどすダイアリー
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2003年08月24日(日) |
大野智子 Live at Blue Note NY |
急に湿度が下がり、体感的に過ごしやすくなったNYです。今日はブルーノートでピアノの大野智子さんのサンデー・ブランチ・ライブ。12時半と2時半のツーステージ。繊細なフレーズを強力なタッチで弾き切る大野さんのピアノはすっごく良いのです。「10人くらい連れてきて」と言う要望に応えて集めましたよ10人!!応援団結成って感じかな。
今日のトリオは大野さんと同じ町内に住んでいると言う町内会トリオ。でもベースは、あのルーファス・リード!!なんですよ。そしてドラムはティム・ホーナーと言う日本びいきの堅実派。このメンバーで大野さんのセカンドアルバムが録音されているし、しょっちゅうギグをやっているみたいなので息はピッタリ。
12時半の開演には大体70人の観衆が集まった。今日8月24日はチャーリー・パーカーの誕生日なのでビレッジでは無料コンサートをやっている中なので大健闘である。その内10人を集客したTODOSもエライ!!なんてね。 曲目はオリジナル中心に進んでいくが、ストレートアヘッドなトリオ演奏がスリリングだ。特に何と言ってもルーファス・リードのベースが凄い。存在感が何と言っても大きい。ベースの4弦がエクステンションされており、時折本当に低い音を出してくる。こんなベースもあるんですね。
曲の紹介などは勿論リーダーの大野さんがやりますが、当然英語ですよね。なかなかウィットに富んだ楽しいステージングも見事でした。ファーストセットが終了しましたが、そのまま居残ればセカンドセットはタダで聴けるとあってTodosは残って更に聴きました。2セット聴いて十分に堪能して、食事とドリンク、税金にチップゼーンブ入れて30ドルかからない!!これがNYですね。
いやー本当に良かった。
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