とどすダイアリー
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何を隠そう、隠す必要も全然無いのではあるけど・・・、私Todosはグラント・グリーンを殆ど聴いた事が無かった。実際に家にもレコード・CDが全然無かった。と、思っていたら実際にはハンク・モブレーの Work Out にグラント・グリーンがバックを努めていたのを知らずに保有していたのが唯一なんでした。
こちらに来てジャズギを始める時に買ったDVDの最初の曲でケニーバレル、バーニーケッセルと3人がフロントで競演するのを見て、ああ、この人がグラント・グリーンと言う人なのね、カッコいいスーツ着てるじゃん、と思ったのが実際には出会いなんでしょうね。この演奏は実はシングルトーン中心じゃなくて多彩なワザを使ったソロをしてるんで、ああ、こう言う演奏する人何かなあと思ってた。
でもそれから、ジャズギを演るにはグラント・グリーンをチャンと聴かなきゃと思って何枚かスタンダード中心にギター・トリオなどのCD買ったけど、何かイメージと違ってピンと来なかった。ある日、杉本篤彦さんのFMをインターネットで聴いた時にグラントグリーンが8ビートでR&Bっぽいのを演奏しているCDを流してくれた。 ?(・・∂) アレ? これ、良いネエ。ってことで EASY と言うアルバムを買ったけど、こんなところに彼の一つの本領と言うかDNAがありそうな気がしたんです。
4ビートでは、どちらかと言うとトリオやピアノとのカルテットよりもオルガンの分厚いバックでご機嫌に歌う感じのシングルトーンが良いですね。最初に買った何枚かは方向性を誤ったみたい。
そして番外編ですけど、ご本人じゃなくてトリビュート物の Joshua Breakstone がオルガンと演っている Remembering Grant Green って言うアルバム必聴ですよ。この人はベンチャーズやらなんか妙なアルバム出しているけど、これが一番!!Todosの赤丸推薦盤ですよん。これ日本でも安いね。
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