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■ つかうぜ、モンタージュ
まだお腹の調子は悪いので不調続きです。これほど続くとは今までに経験の無いことです。娘さんは朝、すごく泣きながら起きてました。お腹が空いていたのだと思います。泣き声を聞いてしまうと起きずにはいられません。完璧な目覚まし時計のような気がします。定刻には鳴らない目覚まし時計ですが。
仕事は支流のものが多忙を極めてきつかったです。不動産屋さんが休みだったのでまだ気は楽ですが休みなのに返事待ちをしているそわそわした気分が嫌でたまりません。
帰りにビデオ屋に寄り「アイランド」「チーム・アメリカ」そして、奥さんも観たがっていた「世界で一番パパが好き」を借りてきました。早速、奥さんと「パパ好き」を後学のために観ました。脚本も良く出来てとても良い作品でした。
ただ、その後、時間が無いと予想して一人で観た「チーム・アメリカ」がすごいノリで驚きました。皮肉にも先ほど出たベン・アフレックとリブ・タイラーを馬鹿にしていてすごかったです。とにかく笑いたい時には無条件に笑える映画だった。とにかく作りが細かい。ちょっと荒れた胃に優しい爆笑映画でした。バカ映画と思いきや、ＣＧを全く使っておらずあやつり人形を細かく作っており、撮影監督がビル・ポープ（「マトリックス」の）ってところがかなり驚きました。映画の技法である「モンタージュ」をノリノリの歌まで作って事細かに説明したりする馬鹿馬鹿しいところが見事にツボに嵌りました。パム・グリアが昔出てた映画で悪役キング・ジョージが出てくるところで「♪奴はキング・ジョージ！ワーオ！男の中の男♪」とノリノリの歌まで作って流れるのに初登場３０秒足らずで撃ち殺されるシーンに匹敵するほどの「なんだよ、それ！」と突っ込みたくなるクラスの馬鹿馬鹿しさでした。
娘さんと奥さんはすやすやと眠っています。ずっと見続けていたい寝顔です。
2005年12月14日(水)
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