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■ NOE
奥さんと娘さんの帰る日ですがそのまま実家に泊まります。本当は仕事で実家の近くまで来たのですが土曜日の朝にマンションの配管掃除があるので自宅待機を命ぜられました。寂しいなあ、と大いに思いつつ、のほほんとのうのうとビデオを借りてきました。
奥さんが観たいと言っていた「シンデレラマン」、個人的にすかっとしようと思って借りた「ブレイド3」と定期的にこれを観てしまう「ダンボドロップ大作戦」です。奥さんが観ないような作品は極力一人で観ようと心がけています。
「ブレイド3」はなんか作を追うごとにグレードダウンしているような気がします。今回の大ボス、ドラキュラも戦闘時間はもしかすると一作目のスティーブン・ドーフより短いし、あっさりやられたような気もします。ただ、先日「ステルス」で見たせいか、ジェシカ・ビールがごつい。ごつすぎる。スナイプスはやはりブレイド役が最もハマっていると思いますが、ブレイドを演じるごとに格が落ちてゆくような気もします。この三作目で止めといたほうが懸命かと思います。
「ダンボドロップ大作戦」はディズニー製作のベトナム戦争映画です。その設定だけで倦厭してしまう人も多いでしょうが私は百回以上見ている作品です。血なまぐさい話ではなく米軍がベトナムの村から村に象と象使いの孤児を運ぶドタバタロードムービーですが最高傑作です。レイ・リオッタ、ダニー・グローバー、デニス・リアリー出演で全編にお笑いありでしかも泣かせどころ満載という贅沢な作品です。何度観ても飽きないですね。何気にチェッキー・カリョ、レイモンド・クルツなんかも何気に出てます。OPの「ギミ・サム・ラヴィン」でイロコイがNOEで飛行するシーン。C−130のNOE。そして、全戦争映画史上、ホーチミン・ルートの近くの村なんていう危険度最高レベルの設定のため、AH−1なども登場。何気にすごい作品です。しかも、恐ろしいことにこんなファミリー向けドタバタ映画でもベトナム戦争映画のセオリーである基地での生活場面、偵察、補給係とのドタバタ、田んぼ歩いて田舎の州の話シーン、南ベトナム市民との触れ合い、ジャングル戦、村隠密浸入戦、市街地での雑踏のチェイス戦、川で船によるの砲撃追撃戦、空挺降下危機一髪などなどを王道を完全にあますことなく、しかも象を連れて(笑)半端なレベルでなく本格的に詰め込んでいる神のような作品だ。無いのはナパーム爆撃と流血シーンだけなんです。
そんなこんなでうとうとと寝ていました。
2006年01月27日(金)
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