地球の走り方



神カル

2011年09月08日(木)

昨日書いたタイの友人というのは、タイの国立の研究所で90人の部下を持つとても偉い人です。
普段はとても忙しくて、お互いの国を訪問しても会う時間はほとんど取れませんが、海外出張先で会うとお互いに日常業務から離れており、一緒の時間を過ごすことが出来ました。
帰りのタクシーも一緒だったので、空港まで、お互いの国の政府の科学技術政策に関する事やら、お互いの将来の話やら、色々話すことができ、より一層親交が深められて良かったです。

別れ際にはハグをして別れましたが、またこれで当分会うこともなく、日頃の忙しい日常でお互い戦いの場に身を置くことになる訳です。
でも、きっとまた会えると思うし、寂しいとはいつも思わないんだよね。

さて、今回持参した本は、神カル(神様のカルテ:夏川草介)
ずいぶん前に買って、なかなか読む時間が持てなかったんだけど、そんなこんなしてる間に映画化されて、公開されてしまいました。

加えて、関西空港で購入した●●本。<英語でも日本語でもカタカナでも対応可能(爆)
こちらはさっさと読んでしまいスーツケースの中です。

昨日の”足浴”のお陰で、この2−3週間悩まされていた足指の痺れが今日は少しはましなようだ。

とここまで書いたあとで、神カルを一気読みしてしまいました。
もう飛行機の中で、ボロボロ泣きましたよ。
これから先何が起こるかわからない、何歳まで生きるかわからない、周りの人が何歳まで生きてくれるかわからない。
自分が幸せな人生を過ごせたかどうかなんて死ぬときまでわからない。
死ぬ時に、一止先生のような先生に出会える可能性は低いだろうけど、幸せだったなと思いながら大好きな人たちに見送られて死ねるように、毎日を精いっぱい生きたいと思います。

きっと、何十年もたって振り返ったら、今は凄く輝いていた時代だったと思ったりするんだろうなあという予感はあるが、今日よりも明日が良い日になるように、頑張らないとね☆

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由比 [MAIL]

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