脇目も振らず地に寝そべって
解放された私が見たものは
あまりにも大きな世界
自己満足の涙なんか
もう要らない
強く生きようとしているが
そんなに私は弱くない筈だ
ひとつにしがみつくと
とことん自分が弱いのだと
時間が自己暗示していく
恐いモノは恐い
恐れる事は弱い事ではなく
素直な気持ちが胸に刻まれている事に
感謝する事が先ず第一歩
好きなモノは好き
愛おしむ事は哀しい事ではなく
自分以外を大切に想う力がある事に
素晴らしさが在る事に気付きなさい
過去を無理矢理忘れる事はない
だけど悔やんでいるなら未来へ輝かせよう
捨ててしまいたい過去があるなら
今在る世界の背景に映っているのは
自分の歩いてきた道があるからだと
心にとめなさい
この目で見るもの
この手で触れるもの
この身体で感じるもの
すべて未来に輝いている