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インフルエンザワクチン - 2001年12月11日(火) 天気:雪。朝:×。夜:×。 12時過ぎ会社から連絡が入った。 頼みの綱のインフルエンザワクチンが入ってこない。 まじかよ・・・。 聞いた瞬間言葉が出なくなってしまった。 ほんとに?を繰り返すのが精一杯だった。 車の中でしばらく放心状態。 何も考えられなくてただ宙を見ていた。 「まじかよ。」 この言葉しか出てこなかった。 最悪だ。 得意先の先生方の顔が浮かんできた。 二人・・・三人・・・。 悪い情報は早目に連絡しなくてはいけない。 得意先の利益の為にも素早く連絡しなくては・・・。 でも、こわい。 先生方の反応がとても怖い。 出入り禁止=取引停止。 大きなペナルティーが頭をよぎった。 なんてことだ!! 大変な事になった。 無い物は仕方が無いと言い切ってしまえたら良いが そんな簡単な事ではすまない。 ルームミラーで自分の顔を見てみると 血の気の無い土色の顔になっていた。 大ピンチだ。 今までは危ない綱渡りも何とかして切り抜けてきたが 今回ばかりはどうにも出来そうに無い。 何とか出来る自信も無い。 明日はまた別の得意先へいって平謝りするしかなさそうだ。 平謝りだけしか出来ない自分が情けない。 悲しいか? それを感じる余裕すらない。 今夜は寝れそうにない。 寝る気にもならない。 軽く仮眠を取るだけだ。 明日が永遠に来なければ良いのに。 もう来年はインフルエンザワクチンを売りたくない・・・。 今思うのはその事だけ。 もうこりごりだ! -
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