ひよ日和♪
ワーホリから帰国。再び日本で、あたしが思うコト。

2003年06月03日(火) 命の尊さ。

昨日見たテレビ番組。

命の尊さについて考えさせられた。






あたしは臓器移植提供カードを持っていない。

臓器移植・・・なんだかピンとこない。







『脳死』




身体は暖かいままなのに

脳が死んだということで

その人自身が死んだと判断される。

これって、身内の立場だったら

どうなのだろうか。

ちゃんとその死を認められるものなのだろうか。






その番組の主題は

心臓移植は日本では15歳未満の人は出来ない。

だから、子供が心臓移植をしたい場合、

膨大なお金をかけて

アメリカに渡らなくちゃならない。




しかし、

もしお金が溜まってアメリカに行っても

慣れない環境、

さらになかなか現れない臓器提供者

そのためにその地で無くなる子供が多い

という話。





あたしはまだ子供がいないから分からないけど

やっぱり親になったら

どうしても移植させたいと思うのだろうか。






でもね。でもね。

確かに自分のかげがえのない人の命を助けたい

って誰もが思うとは思うんだけど

移植の場合

1つの命が無くなるのを待つってことよね。




1つの命が無くなるのを

待ち焦がれるワケよね。





ひどい話、

誰か早く脳死になってくれないかなぁ

って思うのよね。





あたし、こっちのほうがコワイ。

死ぬのを心待ちにされてるって恐すぎる。






もうそういう医療が発展してしまった今

後戻りは出来ないのだろうけれど

最初から移植というものが無ければ

死んでくれるのを待つという事態は

発生しなかったのでは・・・と思うのです。





同じ人間なのに

人間ってのは不可解。

分からないコトがいっぱい。





でも1つだけ分かること。

命は大切。

カンタンに無くせるものではない。





だから、今与えられた命で

いっぱいいっぱいもがき苦しみ

そして楽しいこと、嬉しいことを

経験するべきなんだなぁって思うのです。


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